「投げキスの起源は古代ギリシャ、ローマから」
という記述を以前ネットで見かけて以来、それのソースにあたる文献などを探していたところ、一冊の本に記述があると知りました。
が。
なにしろ1980年代に発行された書物。当然のように本屋に行けばある!というものでもなく。
2000年代にも発行されているようだけれども、それでもおよそ20年も前というもの。
うん、これは難しい。難しいというか、古本屋でめぐり会うのも難しそう?と言うレベルで縁がなさそうだ。
と、言うことでですね。
そんな本をですね、今日はなんと図書館で。
図書館で!?
図書館すごいな、何でも(いや、ないものもあるとはいえ、蔵書の数が桁違いで)ある。
と、言うわけで、先日いそいそと図書館に向かい、縁があればラッキーだな、くらいの気持ちで検索をかけたところ。
普通にありました。図書館すごいな(二回目)。
とはいえ、それなりにお年を召した本のため、自動書庫という形で眠っていたところを、司書さんに起こしていただいたわけですが。
若干諦め半分でもあったため、本当に救われた気持ちです。
それにしても本当にこの、知の施設といいますか守護施設とも言える図書館という存在は、ありがたいなあとしみじみ実感いたしました。
個人では手に入らない書物、というのもそうですが、そもそも個人ではこれほどの書物の数々を、守ることはできないですしね。
近年、図書館の存続が危ぶまれることも増えてきており、実際に「どうしてそれを図書館でやってしまったのだ」という事態が生じたりもしていて、荒波の中にある存在ではありますが、どうか大切に大切に、いつまでも愛され続けてほしいなあ、と願います。
お借りした本とその内容については追々。
来週中には目を通せたらいいかな。