時が経つのが早い。日にち、毎日変わるの正直ついてけない、でもお給料日までのカウントダウンなんだった。超進んでいいぜ。
雨が降る度春に近づいてる感じで、そういう雨ならいくらでも降ってくれ。今日はなんやかんやほぼ定時で仕込みが終わった。嫌な上司も午後から外出だったので感情の機微もなく(定時で帰れるかキリキリしたが)滞りもなく終わり。と言っても野暮用でその後1時間くらい残った。傘からつたう雨が冷たかった。
明日は急遽退職した先輩と新しく入った方の歓送迎会。幹事権限により焼肉。先日の上司との会より良い会になりそうで楽しみ。気兼ねないのは、同年代だからだろう。
出勤が被らずまともに挨拶できなかったので明日が最後のチャンス。約2年、彼の優しさや穏やかさで自分が整えられたことが数えられないくらいあった。ストレスでヒリヒリした夏も超えて今やれてるのは彼のおかげでもあった。お世話になった人にはちゃんとお礼を言いたい。もう二度と会えないかもしれないから。遠くに住む人へ、おそらく夏にはこの会社を去ることを言わせてね。
いよいよ退職ラッシュも終盤、寂しさとまた春への希望と期待。また新卒が入ってきて、新しく教えることの作業。教えることは嫌いじゃない。なるべく聞きやすい人でいれるように、私自身も彼の穏やかさを見習って踏ん張りたい。すり減っても優しさを、無理してやらずとも明るさを、申し訳程度の良心を。辞めること、終わりは始まりであって、そのための準備期間がはじまる。自分から辞めて逃げてもいいと、弱い自分を認めて、今まで強くあろうとした自分を肯定して前に進んでいく。もちろん枷はあるけど、やっと自分の人生が始まる感覚。まだまだ、奮い立たせて踏ん張れるうちに振り返らないこと決意する。まだ頑張れる、じゃない、まだ頑張れるうちに逃げろ。私が私でいられるうちに、逃げるんだ。自分のために生きることを負けだと思わないで。勝手に辞めるだけ、勝つためじゃないよ。
残機/ずっと真夜中でいいのに