特に何もせず休日が溶けた。映画最後まで行くを見てたけどおそらく一番いいシーンで寝た。サスペンスは向いてない、ハラハラに程遠い人生。Netflixのドキュメンタリーを見て、洗濯物を干した。その後また昼寝。仕事の日の昼寝は回復のためにあるけど、休みの日の昼寝は休みを溶かしてるという背徳感が気持ち良い。晴れてると尚良い。出かけられるのに何もしないというのも、たまにはないと心が疲れる。
部屋の掃除をして夕飯の買い物に行ってカレーを作った。ずっと冷凍庫で眠ってた牛すじ、煮込みにしたらあんまり美味しくなくてそのまま野菜とカレールーを入れた。元彼と暮らしてた時は頑張って毎日ご飯を作ってたけど、最近はたまに出前をとって気が向いたら自炊する。休みの日まで料理してられない、まではいかないけど、やっぱり自分のためだけに作る料理は限界があると思う。自炊も続けば良い流れにはなるけどね。たまには他人が作るご飯を食べたくなる。少し前に母が作ってくれたおにぎりを食べて、えらく感動したのを思い出す。多分もう当たり前みたいな顔では食べれないなと思った。
誰にも会わない休日。最近は人と会いすぎてそれはそれで楽しいけどやっぱり疲れてしまってたので、自分のために自分の時間を使うことの充実感を久々に実感した。明日からまた仕事、連勤は短いけどお世話になった人が退職するまであと10日ほどなので今までのことこれからのこといつもより少し考えながら仕事したい。嫌な気持ちのまま退職して欲しくないので、次のステップに進む人へ背中を押せるように頑張る。3月なので退職ラッシュ、寂しさと悲しさも薄まることなく仕事は続く。この流れに逆らってここで頑張らなきゃいけないから、あまりネガティブにならずに。きっと今気持ちが落ちたら起き上がれなくなると思うから、肩の力を抜いてやり切ること。カレーはその糧であって、軸であるようにと願って作った。どんなに疲れてもどんなにつらくても、家に帰って実家とおなじカレーを食べたらきっと戻ってこれるからね。カレーもびっくりの呪い具合。明日も早いので包丁を研いで寝る。
ray/BUMP OF CHICKEN