案の定疲れていたので昨夜はぐっすり寝てしまった。起きてから昨夜の映画を見る約束を果たせなかったことを謝ったら、疲れてたんやろってサラッと許されてしまった。ただ癒されて終わってしまったことに少しの罪悪感と満足感、同じ家に帰れることへの羨望。早く一緒に暮らしたいなぁ。どんなに疲れてもあなたがいれば嬉しいだろうなぁ。付き合ってからまだ2ヶ月しか経ってないけれど、同期で大事だった好きだった期間は2年もあるから、そんな感じがしないのだ。
考えてみれば私は彼氏にしたいと思った人は狙いを定めて彼氏にしてきたので、友だちから彼氏になったケースは珍しい。ということは、好きから恋人になる速度が早すぎて大事なのかどうか見定める期間が短すぎるのだ。上手くいかなかったことがそれの悪さを際だてている。今までの人たちもきっと、関係をきちんと建設していれば上手くいったのかもしれないなぁ。でもそれで今の彼氏と付き合えないのは本末転倒なのでそれで良かったのかもなぁ。上手くいかなくて良かったとまでは言わないけど。
寝てしまったお詫びにコーヒーをいれた。昨日の結婚式でいただいた引き出物を食べながらコーヒーを飲み、頬が緩んだ彼氏を見て安心した。仕事でどんなにキリッとしていても、2人でいるこの時間は何にも侵食されない。仕事中の彼は本当にかっこいいけど、この時間とのギャップを知ってるからこそなのかもなと思った。行きたくなさそうだけど行かなきゃいけないことをわかってるから、スイッチを徐々に入れていってるのを感じた。こういうところを見ると、大人だなぁと思う。私は結構渋っちゃうからね。また来るね今度は映画見よね、と告げられ見送った。気にさせない性格だ、優しさを実感しながら手を振った。彼の優しさは、多分これから色んな人に伝わることもあれば伝わらないこともあるかもしれないけど、私だけは彼の優しさをきちんと解りたいな知っていたいなと思った。彼の優しさは私だけのものじゃないから、せめて知っていたいな。
歯医者に行き夕飯の買い物をし色々タスクを終えた後、家に帰りご飯を食べた。時間は早かったけど梅酒をロックで飲みながら星野源ANNを聴いた。最近は週で追えないのでSpotifyで聴きまくっている。溜まってるのはありがたい。次へ次へとコンテンツがあるのは安心する。
いつもより長めのお風呂、昨日の気合いの入った化粧で肌が疲れて荒れたので貰ったパックをしながら礼賛を大音量で流し、ベタベタするから前髪をピンでとめた。1人の休みの日は毎回平和で好きだ。少し寂しさもあるけど、たまにくるLINEを返して外界との関係をギリギリ保っている。明日からまた少し忙しいので10日後くらいまではなんとなく用事が詰まっている。それさえ終われば5月になる。転職活動に本腰を入れよう。次の職場さえ決まればあとは住む場所だけだ、動けるようになるまではもう少し、自分で決めたことだから期限もないし頑張り次第ってわけでもないから肩の力を抜きながらやろうと思う。先日彼氏に退職の流れを伝えたら「できることあればやるし一緒に考えるし、都度言って」と言ってくれて、いい距離感で味方にいてくれる人が恋人で良かったと実感した。あなたのために、じゃなくあなたと暮らすために頑張るってとても価値のある事だと思っていて、頑張れるっていうのも嬉しいことだと思う。私は生活が好きだから、そこにあなたがいればより一層楽しくなると思う。楽しくなる尺度が同じでよかったなぁ。頑張るからさ、ずっと一緒にいれるために。
Have Plans / TOCCHI