『書くことのはじまりに向かって』

『書くことのはじまりに向かって』という、エッセイがあり、無論とても好きな一冊です。しかし好きという以上にこのワードに、根源的な動機や衝動に向き合おうとすることがパワーが感じられ、さらにそれは意欲的な過程であり、その過程に困難があるだろうことまでが想像されます。

私をもっとも感動させているのは、“能動的にそれに「向かって」いく”というところなのでしょう、たぶんね。

あるとき、キャリアや働くことについて学びはじめました。

数年前、転職しようと思ったけど、ちょっと考え直して産業カウンセラー養成講座に通ってみたことがそもそものきっかけです。それからキャリアコンサルタントの資格を取ったり”働くこと”そのものについて考えたりして、キャリア関連の講座やセミナー参加もときどきしている。キャリア関連で学んでいることで、それぞれの要素はとても重要でだと感じる一方で、本質的な理解に至らず形式だけの知識も少なくない、とも思う。

現在、キャリアに関わる仕事はしておらず、専ら自分(と近くにいる人)のため。それぞれが自分らしいキャリアを築いていけたらいいと思う。

再び、『書くことのはじまりに向かって』

「書くこと」さえも、まだ始まっていないということに気づく。「はじまり」は決して容易なものではなく、そこに向かうだけでも覚悟と情熱が必要。

私は、静的な内省にとどまらず能動的で意欲的な過程であるこの言葉に感動する。

@halske_tokuda
Twitterではつぶやかないことをつぶやいています。 @parsley_tokuda