話しているとき、自分の声が出しづらい、こもっている、通っていないと感じることがよくある。あるいは、自分では声を出しているつもりでも、「え?」と聞き返されることもある。そんな自分に対しイライラすることがあり、改善したいと思っている。何かを変えるためにはまずは現状を知る必要があるということで、会議中の自分の声を録音して聞いてみた。その結果、自分が自分の声、話し方についてどう思ったのかについて書こうと思う。
話し始めが早口
例えば、「僕の意見としては──」という発言をしたとする。これが自分の場合は「ボクノイケンとしては──」となっていた。文字では伝わりづらいかもしれいないが、イメージ湧くだろうか。発言に一生懸命になっているのか、焦っているのかわからないが、発言の最初の短い時間に言葉が詰まっている感じがするのだ。聞き手にとっては、脳による自動補完が働くにせよ多少なりとも認知負荷がかかり、不快感を感じても仕方がないかもしれない。
話終わりの声が小さい
いわゆる「語尾が小さい!!!」である。「ボクノイケンとしては──◯◯が▲▲で・・・んす・・・ねー・・・」(文字ではどう表現すれば良いんだ)という感じである。これはなぜ起こるのだろう。自信の無さの現れだろうか。自分の意見に自信が持てず、喋っているうちにメンタルがシオシオになり、それに呼応するように段々と声も小さくなってしまうのだろうか。個人的には「話し始めが早口」よりもこっちの方が聞いていてイライラする。「は!?最後まではっきり喋れや!!」と気持ちがウズウズする。
滑舌が悪い
これは1つ1つの音に区切りがなく、繋がってしまっているというか、音が抜けてしまうというか、そんなイメージである。英語で言うところのリダクションとリンキングに近い。「話し始めが早口」と併発することが多い。口や舌の運動が追いつかず、滑舌が悪くなってしまうのだと思う。あとは骨格の問題。口を大きく開くとき、そして閉じるときに顎がガクンとなってしまい、口の開閉がスムーズにできない。聞き手にとっては、やっぱり聞き取りやすいものではない。
ボイス・滑舌トレーニング
ということで最近はYouTubeの動画でちょこちょこトレーニングをしている。何となく、この声の出し方だと声が大きくはっきり聞こえる気がするぞ?といいう感覚が掴めてきたので、継続していきたい。