わたしは喜ぶ、駆け回る庭は無い

東京にも年に数回あるかないかの積雪の予報が出ました。

東京生まれ東京育ち、帰省という概念も無かった家庭で育ったわたしとしては、いくつになっても雪というものはテンションが上がってしまうものです。寒いし、路面凍結はこわいし、電車止まると最悪だけど。馴染みがないんですよ、とにかく。

いつだったか、某テーマパークで働いていた頃、大雪で帰れなくなったことがありました。あれはあれで貴重な経験でしたが、ろくに眠れずに一晩職場のバックヤードで過ごし、朝イチ電車が動いているのを確認し「お風呂入りたいんで帰ります!」と帰宅、お風呂入って何やかんやしてたら仮眠する間もなくまた出勤……ということはありました。通勤時間が長いおかげで多少は仮眠取れてたと思いたいところです。今やろうとしたら確実に盛大に何かミスをしでかすだろうな……

雪の思い出で綺麗なことといえば、当時付き合っていた彼氏と泊まりで出かけた帰り道の電車に乗っているうちに雪が降ってきたのが印象深い……まあ、職場から帰れなくなった事件の前日の話なんですけど。

まあ何が言いたいって、雪の日の思い出はわたしにとっては案外よいもので、相変わらず雪ときくとどこかうずうずするというか、楽しくなってくるというか。

馴染みがないものへの高揚感、面白い。

@hamitosan
オタク。短歌。ADHD当事者。 はみと→onelinkers.com/user/hamito_hermit ういなつ→lit.link/uinatsu