バカ真面目に父親に相談した回

「わたし結婚した方がいい?」

聞いたこちらは大真面目です。まあ深刻な雰囲気にはしたくなくて与太話のひとつとして話したいんだけどと前置きはしましたが。

最近、父親が「春になったら」というドラマを見ています。がんで余命宣告された父親とその一人娘のお話なのですが、父娘の仲の良さというか関係性や、ちょっとしたやり取りが我が家そっくりで割と他人事としては見れなくて涙もろいわたしはたま〜に横で眺めてはちょいちょい泣いています。最新話の結婚を許すシーンすごい良かったなあ。

うちの状況としては父は年老いてはいても余命宣告はされてないし、わたしは結婚する予定どころか相手も現実全く現れる気配がないので違う部分もあるけれど、最新話で娘ちゃんが「(結婚相手とその連れ子と)3人でお父さんを支えたい」と言ったセリフから、何だか考えてしまっています。

一人で生きていく自信は現状ないけど、いざそうなったらなんとかなる(というかなんとかする)だろうとは思うのです。自分だし。なんとかならなかったらそれまでだし……

でも、あのドラマのあのセリフで、ああそうかそういう発想もあるか、と思ったのでした。どうしてもいなくなったあとのことに気が行くけれど、今を支えるために助っ人を探すというか、なんというか。そういう考え方は大いにありだなぁと。

結局父の返答は「わからん」でしたが。笑 実際、現実無職+精神疾患もちとこのご時世に結婚してくれる人がいるかというと、いないでしょうし、結局は難しい話なんですけどね。

気分屋なところもあるけど、基本的にいい親父なんですよ。孝行とまではいかずとも、迷惑かけてるお返しはしたいんだよな。

@hamitosan
オタク。短歌。ADHD当事者。 はみと→onelinkers.com/user/hamito_hermit ういなつ→lit.link/uinatsu