前回のお茶碗が割れた話に感想レター下さった方、ありがとうございました。後日談というか、続きで書くことができましたので今日はそのお話。
お茶碗が割られた夜は、わたしは腹立たしさも悲しみも上手く言葉にできなくて、父親の顔を見たら無駄に罵倒しそうな気がして避けて眠りに逃げました。翌日は友達と外出の予定があったから顔を合わせることなく家を出て、夜遅く帰宅。(それでもちゃんとLINEで連絡は取ったんだからマシな娘だよと自分で思っている)
で。さらに翌朝。つまり今朝。問題なく話せそうなタイミングで、こちらの気持ちをできる限り冷静に言語化して伝えました。割れてしまったことはもう仕方がないこと、父を責める気はもうないけれど、怒りと悲しみの感情は残っていること。金継ぎの提案をしようと思ったけれど、元々のあのお茶碗の価格に比べたら修理費用の方が明らかに高くなること、だから何も言わなかったこと。
そしたら。「金継ぎに興味があるから材料買ってみようかと思って」とのこと。
……………………ということは、あの子は、捨てられて、ない?
まあ、「期待せず待ってるね」と返事をしました。たしかに手先が器用で細かいものを作るのが好きではある父ですが、比較的やるやる詐欺もする人なので、あんまり鵜呑みにはしないでおこうと思います。
もし無事に修復されたら、写真載せますね。