思い出は立ち止まったまま※1月8日に書きました

昨日の成人式と、同窓会が終わってからずっと夢心地だ。今まで生きてきた中で1番というくらい、幸せな日だった。

中学を卒業してからずっと、もう一度会いたいな、またあの頃のように話したいなと思っていた人たちがいた。何度も夢に出てきて朝起きたら寂しい気持ちになって、それでも成人式で会えることを信じて頑張ろうと自分を奮い立たせた日もあった。

そんな人たちと現実世界で会えて、あの頃のように話せたのだから、まさに夢のような日だった。

もう何年も楽しみにしていた日があっという間にとても濃い密度で終わってしまって、今はただ寂しい。中学の時はその人たちと学校に行けば会えて、当たり前に話せたのだから、なんで恵まれた、物凄い日々だったのだろうかと思う。

次にこうやって会えることはあるのかな。また会おうねと言ったけれど、こんな奇跡みたいな日はもうなかなかないんだろうな。みんなも私もどんどん歳を重ねて、結婚したり、働いたり、それぞれの立場も環境も変わっていって、これからも同じような関係性で関われることは当たり前に不可能だ。

昨日は、1日だけ5年前にタイムスリップできたみたいな特別な瞬間だったんだと改めて思う。

この世界に時間の流れがあることは時に切なく残酷でもあるけれど、戻りたいと思える過去があるということはとても幸せで、生きている限りはそれを思い出せるというだけで、生きる意味になると思う。

ネイティブダンサーのこの歌詞が、すごく心に響いた