天気は良い。私が傘を持っていこうが、そうでなかろうが、好きに雨を降らし、君を帰したくない夜に最悪のタイミングで晴れたりする。私ごときが介入できない存在に対して何かを思うことはない。
それに比べて人間社会は、私が左右できるものがいくつもあり、それより悪いと思うことは、私が意思決定権を持っているかどうか分からないのに振る舞いに気をつけなければならないことである。どこからか、自らを監視する眼差しがにょきにょきと生えてくる。
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弁当の師匠とばったり会い、今日はそら豆ごはんを作った話をした。