※映画「トラペジウム」のバクデカネタバレを含みます
※思ったことの箇条書きなので順番も文字のかんじもガタガタです。
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なんか異様なくらいリアリティがあるというか、まぁそうなるよね みたいな事が想像通りに行ったり、でも人間だからくるみが発狂するみたいな予想してないショックなシーンも入ったりして、でも何故かそれも納得がいったりして。(地下アイドルが好きだった頃、炎上したグループの女の発狂流出音源とか聞いてたからかも。わりいな、カスのオタクで)
色々ヤーーーなシーンもあったけれど、アイドルを志していたのはゆうだけで、巻き込まれた3人もそれぞれが「楽しかった」「救われたよ」と思っていくれている描写があったので、モヤモヤはしなかった。
解散して時間が経ったあとのくるみが大きな精神病に罹っている…みたいな感じでもなかったし(限界ギリギリでちゃんと叫べるところが本当にえらいと思った。よく頑張ったね、大変だったね)そういうのがだいぶ救いだった。
嫌なシーンの引き際が上手くて助かったような。そういうやつかも。
発狂するくるみを目撃した後、蘭子がゆうを責めたの、めちゃくちゃ偉いと思った。ちぐはぐな4人のなかで潤滑油のような動きをしようとしていたからこそ、くるみの苦しみも察していたし、心に芯のある子だと思ったから。
強い意志があったり、目指しているゴールが最初からはっきりしている子ではないんだけど、人を傷つけてはいけないということをよく理解している子だなと思った。道徳的な部分の理解が発達している子というか。
同時に美嘉もゆうを責めるけど、彼女は自分の今までの経験によりネガティブな部分が多くて、人を傷つけてはいけないという気持ちに実体験が伴っていた(傷つけられて、傷ついたひとの役に立ちたいと思っている子なので)からまた持つ意味が違うなと感じた。すごい、ひとそれぞれって感じだ。
周りの人が笑顔じゃないのに他人を笑顔に出来ないよ(うろ覚え)👈ほんまそれ
ゆうが巻き込んだ3人ともが元々の人柄どおりに成長していて、そこもめちゃくちゃ安心した。
高校生なんて、人に影響を受けたり、巻き込まれたり、寄り道することなんかいっぱいあるよ。
でも、みんなが大人になって「大変だったけど大事な思い出だ」と消化できているような描写のおかげでだいぶ気持ちが救われたな。
まじで1人でも再起不能みたいな状態になってたらすごい胸糞の悪いものになってしまってたと思うし、ゆうへの印象が最悪になっていたと思う。
ゆうがお母さんに「私って嫌な奴かな」と問いかけた時の、「そういう部分もあるけど、そうじゃない部分もあるよ」みたいな返事がめちゃくちゃ好き。 そうだよね、って思ったし、ゆうもその言葉に向き合えたから、はじめて自分の行動を振り返ることが出来たし、美嘉に話に行ったり、そこで美嘉からじぶんへの気持ちを聞けたことで、真っ暗にみえ終わってしまったように思えていた「ゆうの人生」に再度光が差し込み、再始動をきれたようで嬉しかった。
おかあさんのあの言葉、本当に大切だったな。
美嘉の顔がずっと可愛いの、ウーーーーと思う瞬間がおおくて…………
てか作画がずっと可愛い 全員可愛い 違うのは分かってたけど、京アニか??と思うくらいの可愛さだった(可愛いアニメ映画🟰京アニだと思っているふしがあるため)
ゆうの「彼氏がいるなら友達になんかならなかったのに」の顔とかもほんとに最悪の表情なのに可愛い範疇で描かれてて、すげーとおもった
嫌なシーンが多くても、たぶんだけど根本に「人それぞれで、人には人のしあわせのかたちがある」「アイドルになれなくても、人生は終わらない」みたいなテーマがあるんだろうなと思う。だから、ゆうみたいなタイプの女の子が主人公でも、光と闇なら光タイプのお話というか………… そういうオチになったんだろうなと思う。うれしい
ひかりのはなしって、すきだから。
あの流れでハピエンに落ち着くの、本当にすごいよ。相当な祈りの目つきを感じた。
この映画はね、総括してとても好きです。
見れてよかったー
パンフも買ったし🎶ちらちら見ながら感想書いたけど、ちゃんと読むの楽しみー
じゃあねー