ニセコから帰ってきた。あたりはとても静かにみえたのは気のせいだろうか。帰宅して寝てからやはり朝はやく起きてしまう。昨日は紅白もジルベスターコンサートも見ていない。同列にするのはちょっとおかしいけれども、毎年恒例だったものがないだけなんだろう。
この季節になるとクリスマスからお正月にかけて、家族や地域、恋人の残り香。それらがSNSに切りはりされている。ブリコラージュ?
そんなことを考えながら、重い腰をあげて高田馬場の早稲田松竹まで行き、映画をみた。
小津安二郎の「大人の見る繪本 生まれてはみたけれど」という映画。引っ越してきた家族を描いたものとなっており、家族の中にも大人の社会と子供の社会が別軸で描写されている。最後に各社会が拮抗する場面があり、なんとも言えない気分になった。ある種の共同体批判といったら良いのだろう。
高田馬場から戸山公園まで歩いて向かう。鉄棒が好きな知人が通っていたところだと思った。あと、友人のKといった角打ちもこの辺りだった筈。たしかに遊具は優れていて、そこの公園は楽しめそうだった。呑んだ後にKと遊具で遊んだ記憶もある。
新大久保を抜けて、新宿の紀伊国屋書店による。ニコラ・ブリオーの『関係性の美学』を探したら売り切れていた。どこもhontoで注文していたものの在庫切れになっており、書店でも探したら売り切れになっている。注文をして帰宅した。
少しずつ見ていた海外ドラマの「GIRLS/ガールズ」と最近までやっていた「自転しながら公転する」をみて寝た。明日は友人のKが家族で振舞われたお節をおすそ分けしにくるらしい。