読んだ本たち

hanezuuu
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町屋良平という作家が好きです。

新作が出たから読んだ。河出書房ってのもワクワクポイントでした。手に取ってみたら思っていたよりもずっしりとしていて、装丁も素敵で、読むのがもったいないくらいでした。

内容はね、2回くらい読まないとね…って感じだった(有り体に言えば難しかった)けど、文体や雰囲気が好きで読んでいるので問題なし。大満足でした。今作も柔らかにひりついていた。

同時期くらいに新刊が出たので忙しかった。園大和〜〜〜!!!!!お前!お前お前!!

読み切りで抉られてハマったので、本当にたまらなかった。あと、綾瀬川次郎というプレイヤーがなぜ優秀であるか、ということが丁寧に描かれているのが刺さりました。

読み切りはこれです。無数に広がっていた人生の分岐が一つに収束してしまう瞬間が大好物なので、これを読んだ夜は目が冴えて眠れませんでした。本編の彼らはどうなるのかな…

TLで受動喫煙したミスルン隊長目当てで読み始めました。正確には、信頼できるフォロワーに背中を押されて崖を転がり落ちました。

チルチャック…………

いや、チルチャックさん…………

性癖の話は一旦置いておくとして、「漫画が上手いな!?!?」っていうのが最初の感想でした。まずシンプルに絵が綺麗だし、情報が整理されすぎているし、世界観の構築とキャラクターの掘り下げ方が丁寧だし、なによりストーリーの作りがすんごく上手い。なにこれ?

寝落ちる生活を送りながらも、先が気になりすぎて寝落ちの直前まで読み進めていました。

我々は何のために生きているのか、欲望とは何か、生きる理由を失った時どう立ち上がればいいのか……ファンタジーとして究極に科学的でありながらも、文化と哲学にまで問いが及んでいるところが魅力的だった。マギと似たような抱えきれなさがあったけど、ストーリーとしてはあえてシンプルに収めている印象だった(14巻完結というボリューム感のおかげも多分ある)。

ミスルン隊長…………

色々引きずっています。ガイドブック、欲しい。

次は何を読もうかな。映画を観てコナンを読みたくなったので、大事そうなところだけ追いかけたいです。