年度末、わたしの仕事の中で一番慌ただしい時期。
ああ、年度末、年度末。
この忙しさとプレッシャーとストレスを、何年も経験しているというのに、
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということを体得してしまっている性格のため、もう少し前もって準備をすればいいのに。という幾年月の年度末の反省を全く生かせていない。
来年度は、これまでとまた違った仕事が割り込んでくることが決まっているので、すでにヒヤヒヤしているが、これまでしている同じような仕事は、やり方やお客様とのコミュニケーションのあり方を変えて、年度末に負担ができるだけ来ないようにしていきたい。(と、再び決意を固めている)
また、いったん体得した仕事は、早く後輩に任せて指導に回るようにしないと、自分で業務ばかり抱えて、結局終わらない=同時に指導する後輩の面倒をみるので、後輩のほうが早めに仕事が終わり、私のみで回す仕事が最後まで残っているという、ちょっと残念な感じになっている。
今日、たまたま仕事終わりで久しぶりにテレビをみていて、池上彰のバラエティ番組をしていたが、各国の働き方の違いを分かりやすく説明していた。
ドイツは残業や休日出勤が一定時間を超えると、罰金やら罰則やらがあるらしい。そういう、外圧ががっつりあると、会社や上司は残業をできるだけしないように工夫をしなければならないし、それにこたえれるように働かなくてはならない。またドイツは分業制もしっかりできているらしい(その番組によると)。
同僚間のコミュニケーション能力も高いのだろうなあと想像してしまうが、今の仕事を分業でするならどうなるのか、仕組みをつくることから至難の業になりそうだ。自治体のBPRも形程度に進んでいるようだが、どこかのコンサルみたいに、外部から「あなたたちの仕事はこうしたらいいですよ」的な、アドバイスが入らないものだろうか。
業務を抱え、部下を抱え、営業もコンサルもし、それでいて、自分の仕事を改善するのはなかなか骨の折れる仕事である。そのための上司(=管理職)というものではないかと思うのだけれど、管理職も、プレイングマネージャーなので、なかなか社内の改善だけをやっていればよい、というわけにいかず、業務間の上司同士の調整に終始しているのである。
正社員で残業も、休日出勤もなく、「全員が」時間内にしっかり働いているような企業ってあるのかしら?年度末の疑問である。
私は昨年からの働きすぎた分の代休が山のように溜まっているので、4月からは週休3日にしたいとぼやいているが、週休3日にしたところで、休んだ分の溜まった仕事を別の日の残業に充てるのでは、本末転倒だなと考えてしまう。
有給休暇が丸ごと残っているし、そしてその半分は毎年使わないまま泡のように消えていく、、、私の余っている代休と有休休暇を、まだ有休休暇日数の少ない若手社員に売ってあげたいくらいだ。
まあ、結局、売ってあげるのではなく、ランチをおごってあげるのはこちらなのだけど。
ああ、年度末、年度末。
書いてしまうことはキリがないので、このあたりにしておくけれど、まだ来年の働き方が今年よりもちょっとでもよくなっていますように!
と、当てのない未来のわたしに託しておく。