今日は少し難しいので、脳みそを使いたくない人はここまでで。
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最近はしぶちゃん(AIチャットくんの会社。絶賛採用中だよ。みんな採用されてね https://picon-inc.com/)から、大谷翔平の愛読書らしい中村天風の本をすすめられて、読んでいるんだけど
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すごく調子がいいんだ。
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どんな本かというとね
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中村天風いわく、
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体や事象の不調→心の不調
ではなく、
心の不調→体や事象の不調
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という因果であると。ここでいう心というのは、「気」というものをエネルギーにしているらしく、それは心の持ちようによっていかんにも増大する。
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この「気」が少ないと心は不調をきたし、身体の不調にも繋がってしまう。
この「気」というのは、この世界全てに存在しており、それを受け入れた総量の多さがお前らの心身に影響する。
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それを多く受け入れる姿勢、(意訳するとポジティブ思考)こそが重要であるのだ。
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この「気」の存在に科学的根拠など必要はなく、医療も介在する余地はない。お前らは普段目に見えるものばかり気にしているが、では大気などはどうだ。見えないだろう。それと同じだ。
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心が万全であるように努めれば、おのずと受け入れられる気の総量も大きくなり、結果体調もよくなり、万事が当然のごとくうまくいく、と(多分そんなことは書いてないんだけど、自分なりに噛み砕いたらそうなった)。
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これだけ聞くとさ
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めっっっっっっっちゃ宗教ぽいじゃん。
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でもこれって社会心理学の側面でみると、認知的不協和理論だったり、ピグマリオン効果の亜種(なんか名前があった。一貫性の法則とかみたいな)だったりと同じであって
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実は社会実験で実証されていたりするのよね。
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認知的不協和っていうのは、イソップ童話のすっぱいブドウを調べるとわかりやすいんだけど
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高いところになっているブドウを取れなかったキツネが、
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「あのブドウはどうせ酸っぱくて美味しくないに決まってる」
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って、自己の行動の正当性を保つため(取れなかった事実を認め悲しい思いをしたくない)に自己の中で合理化をするはなし。そしたら次第に、もともとそんなブドウ酸っぱくて取る気なかった、みたいな感情になっていくというやつ。たしか。
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ピグマリオン効果っていうのは、教師が褒めて育てた生徒A群と、普通に育てたB群とでは、A群のほうが褒められたその自己にふさわしいよう努力をして、結果成績がよかった、みたいなやつで。
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この亜種っていうのが、確か「こいつは怒りっぽいやつだ」とかの他者評価をうけると、自分が本当にそうであるかのように振る舞ってしまう、というやつ。
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これはかなり自分の中でも経験があって、他者へのラベリングはすごく気をつけるようにしているし、他者からマイナスな評価を受けたときは自分の中で一度完全に断ち切る思考を挟むようにしている。
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ようは全てに共通していることとして、「自己を占める感情を正当化しようと無意識に諸選択をし(思考の一貫性を保つため)、それが行動になり、結果として現れる」みたいな話なのかなって。
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この社会心理学的な効果の説明は、基本的に他者に対する観測的な表現なんだけど、それを自己内で完結するものに書き換えたのが中村天風なんだろうな。
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という理解をした。でもさ、たしかにそうだよね
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多分悪いことが立て続けに起こる日は、存在もしない「悪いことが起こるダメな日」を作り上げるために事象への認識が歪んでいるのだろうし、それに行き着く行動を無意識下でとってしまっているんだろう。しらんけど
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そしてその逆も然り。
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最近は一つ一つの言葉選びを、それこそひとりごとや脳内でのつぶやきにいたるまで、とても慎重にプラスに変換しているのだけど、心身ともにとても調子がいい。
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ぼくの友達にはよく話しているんだけどさ
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これはぼくが中学生のころの話。
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通っていた塾に、八木さんという女の子がいて
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その子、すごくヤギに似てたんだよね。
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つまりはそういうこと。
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おあとがよろしいようで