いじめに対策に関する誤解。

haruguchi
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学校現場ではいじめの予防としてよく「いじめアンケート」というのをやる。

「最近クラスでいじめを発見しましたか?」みたいなダイレクトな質問から「クラスで変な雰囲気になったことはありますか?」みたいなふんわりした質問まで(おそらく)生徒指導担当の先生が考えたアンケートをとっていじめ問題の予防に取り組む。

これは外から見ると「こんなもんでいじめが発見できるわけないだろ!」とよく言われるが、意外とそうでもない。

正義感の強い子というのは一定数いて意外と答えてくれる。匿名アンケートであれば、なおのこと答えてくれる。また、僕らはいじめている生徒におおよその当たりがついたときもこのアンケートをとることがある。これは予防ではなく早期対策の1つ。

対象生徒に聞き取りをするとき「アンケートでこんな意見があるんだけど?」というといじめてることを認めやすいからだ。

いじめの早期発見、予防にはいろんな手法があるがアンケート調査というのも実はとても有力である。

ただ、学級崩壊してるとこの手のアンケートは全く意味がなくなる。担任との信頼関係で答えてくれるからだ。気をつけたい。(もう辞めたよ)

あと、いじめ報告をすると担任としての指導力不足を咎められるという誤解も多いが、僕はいじめ報告たくさんしてきたがたいてい褒められた。し、褒めてきた。少なくとも自分の周りではあり得ないのでこれが基本的な考え方だと思いたい。


(木)の歩数: 10,327歩

(金)の歩数: 10,069歩

昼休憩でどれだけ歩けるか勝負なところある。

@haruguchi
数学や音楽や漫画が好きでプログラミングをしてたりしてなかったり。