〇〇が得意だからという軸だけで進路を決めるのは結構怖いことだなぁと思っている。
なぜなら得意というのは相対的な指標で語られることが多く、環境によっては得意じゃなくなるからだ。
数学が得意な人が数学科で有名な大学に行って不幸になった話はよく聞く。正確には「人より得意=その環境の中で優位性が欲しい」という価値観で進路を選ぶと自分が成長するたびに相対的に周りも強くなっていって一生終わらない戦いが始まり疲弊する。〇〇が好きとか自分が幸せを感じる軸が他にあればそうでもないんだけど、得意かどうか、優位かどうかだけを基準にするのは辛い。
人と比べるかどうか?みたいなことも関係してそうだけど、それも絡めて論じる技量は自分にはないのでここではやめておく。
ここまで書いたけど、そもそも価値判断の軸が1つだけという状態が非常に危険なんじゃないかとかも思ってきた。その判断軸がポキッと折れた時のリスクが高いというかなんというか。
僕は好きかどうかを結構判断の軸にしがちで、それで幸い今のところ特に辛い思いはしてないんだけど、例えばプログラミングが嫌いになったらどうするんだろうね。