5年ぶり。

haruguchi
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日曜日。

大学の時のバンドメンバーとランチした。

コロナ禍の前までは割と月1ペースで会っていたんだけど、コロナをきっかけに全然合わなくなって随分経っていた。

当初は全員先生をしていた。特別支援だったり、小学校だったり、中学校だったりと(教員の中で)多種多様な感じだったが僕ともう一人は仕事を辞めて別の職種についていた。2人は結婚してお父さんやお母さんになっていた。

ライフステージがすっかり変わって、たとえば親になった二人は子ども中心の生活になっており、到底これから音楽など一緒にやるという関係ではない。だけど、こうやって音楽をせずとも会っているという現象になんとなく不思議な感覚を覚えた。(もちろん会自体はすごく楽しんだ)

最初はただの大学の仲間だったんだけど、その文脈はもうないし、なんならバンドという文脈もない。教育みたいな共通の文脈も切れてしまって、でもなんとなく昔のように会話してるって変な感じ。

メンバーは僕から見たら全員後輩なんだけど、なんとなく彼らの方がよっぽど大人っぽくも感じた。「みんなかわらへんなー」とか言いながら変わってないのは自分だけのような気もした。(もちろん会は楽しかったよ)

ずっと家に引きこもってると好き嫌いとか、価値観とかそういうのが揺さぶられる瞬間がずいぶん減ってしまったように思う。今日は懐かしい気持ちもあったけど、なんとなく感情というか価値観が揺さぶられる瞬間があった。そういうのが自分には必要だったのかもしれない。

今、プログラミングでつながっている仲間も少しずつ増えてきたけど、「プログラミング」という文脈がなくなったときに誰かと会ったりご飯に行ったり、話したりすることはあるんだろうか?

まぁ、何がいいたいかというと、仲間は大切にしないとダメだなということ。

@haruguchi
数学や音楽や漫画が好きでプログラミングをしてたりしてなかったり。