土曜日。午後10時。スマホから珍しく音楽が鳴ったので、見てみると懐かしい名前が表示されていた。8年ぶりくらいの友達だ。
「何してるん?ワカザギ取りにいこや」
「いつ?」
「今から」
「ええで!」
ということで、急にワカサギを取りにくことになった。
「長靴ある?」
「ない」
「ウェーダーは持ってるやんな?」
「ないわ!」

「じゃあドンキで買ってといてや。0時に迎えに行くわ」
ということで急いでドンキ行って、長靴を購入してわかさぎ取りに行った。
ワカサギ釣りはしたことあるのだけど、なんか網でとるらしい。

1時くらいに現地に到着した。3組くらい先客がいて、キャンピングカーも2台くらい止まっていた。
友達は何故か
ワカサギは12月 ~ 1月遅くとも2月という時期間で、基本的に寒くないと現れない。この日はめっちゃあったかくて、上着がいらないくらいだった。まぁ、深夜だから上着がないと寒いのだけど、とはいえカイロとかは不要だ。
20cmくらいの深さで長靴があれば濡れずに済む、ウェーダーって必要やったかな?と思いながら2時間くらい無言で探す。
いない。マジで1匹もいない。気づいたら車は自分たちの1台だけしか止まっていない。みんな今日は無理だと思って帰っていたらしい。
仕方なく、帰宅。近所のスーパーでつまみとビールを買って、友人の家で飲む。
やれ、高校の友達は今どうなってるだの、子どもがどうだの、健康がどうだの、基本的にはよくある中年の会話に花を咲かせた。
朝6時ごろ。電車が走り出したので、解散。また8年後って言って別れた。
さて、ウェーダー何に使おうかな?
日曜日。ぼーっとドライヤーしてたら足元に落としてしまった。
折れたかなと思うほど、痛い。薬指が青じんでる。あおじんでいるって方言?じゃないよね?
小学生の時は毎日こ転けていた(し、転けるのがかっこいいという謎の価値観を持っていたので、格好いいこけ方をずっと研究していた)ので身体中傷だらけだったし、特になんともなく毎日を過ごしていたけど、大人になるとちょっと怪我するだけでなんかすごい日常の苦痛感が増す。
ついでに転け方の研究でも再開しようかな。
月曜日。
小学生~中学生の時に夏目漱石にハマっていたことを思い出して、坊ちゃんを読み返している。青空文庫で読めるので便利な時代だ。当時よりはなんか深くて、感受性豊かな感想が抱けるかもしれないなという淡い期待もある。当時のお気に入りは虞美人草だったけど、世間的には人気がないようだ(多分)。ただ、小説はハマると寝なくなるから気をつけないといけない。今日は酒を飲んで、小説を読み進められない状態にして防いだ。あれだけ禁酒を守っていたのに1回反故にするともうどうでもいいやという気持ちになるのが最高にだらしなくて、自分の好きなところだったりする。ああ、だらしない。
酔っているので、この文章もどんな感じになっているのか、自分では全然わからない。後悔して消すことになるかもしれないなとか思っていたりする。良い平日を。