小学校と中学校でかなり違うと思う。
自分の経験からざっと中学校の先生が夏休みにしてることを紹介する。
部活
夏休みは部活がある。というか、運動系の部活は大会がある。文化部も吹奏楽部とかはあると思う(知らん)。
最近では部活は1日4時間までと言われていて、昔みたいに1日練習することは減ってきた。が、練習試合や遠征などは基本1日練が多いのでまぁ大変だね。
そして夏といえば、夏の総体(総合体育大会)がある。三年生はこの試合を最後に引退する。僕は中体連(中学校体育連盟)の役員もやっていたので近畿総体の審判とかにも駆り出されていた。近畿総体は8/10~8/15あたりで行われる。そう、お盆がなくなる!!!全中の役員してた時はマジでお盆なかった。
研修
教育委員会がここぞとばかりに研修を入れてくる。これは地域に依存する話だけど、人権大会があったり、マナー研修があったり、いろんな研修が襲いかかってくる。
夏休みの補習
学習において理解度の低い生徒は夏休み呼び出して(任意だけど大体くる)補習を行なっている。1学期学習に遅れて放っておくと2学期から不登校になったりしやすいのでこちらも必死だったりする。
家庭の指導が弱い場合は、宿題など仕上げられないのでそういった子も読んで宿題の面倒を見たりする。
いわゆる、託児所的な感じ。
授業準備
僕はあんまりしてなかったけど、真面目な先生はテスト作ったり2学期ぶんの授業を少しでも作っておこうと頑張っている。
職員会議
8/20以降くらいで大体職員会議が入る。2学期は体育祭や文化祭があって企画員が立ち上がるので大体行事ごとの話し合いが多いイメージ。(多分)
家庭訪問
家庭の基盤が弱い(学校にいた方が精神的に安心な)子供は定期的に家庭訪問していわゆる虐待(ネグレクト含む)がないか、安否確認を行う。表面上は安否確認とは言わないがとりあえず接点を持ちいつでも動けるようにしておく。
合わせて不登校生徒の家にも行ったりして調子はどうか確認しておく。
夏祭りのパトロール
これは僕が生徒指導担当だったからいってたというのもある。地域の夏祭りにパトロールへ駆り出される。そして、子供たちに会うとここぞとばかりに奢れと言われ財布の中身が吹っ飛んでいくイベント。22時以降補導対象になることどもを早く家に帰すというなんとも無慈悲な業務。給料は出ない。
こんなもんかなぁ。でもやっぱり夏休みはいつもより忙しくなくて先生たちはとても楽しみにしている。僕も基本的には早く帰れて一番好きだったなぁ。