6月から1日1万歩健康月間を標榜している。自分に課した制約ながら非常にストレスフルで朝起きたら「歩かなきゃ」と思い、昼までに4000歩以上行ってなければ「今日は一万歩行けるのか？」とプレッシャーがかかる。そして、夢でも歩いている。という話をどこかの記事で書いた。
あれから少し変化があり、「〇〇さん、ここら辺のどこそこに住んでるらしいよ」という会話から「へぇ、近いな。X歩くらいのところやん」とか、「スーパー〇〇で牛乳1つ買ってきて。卵があったら6つお願い。」と言われたら「〇〇スーパーかぁ。X千歩も歩けるわ。おっけー。」と勝手に距離や時間を歩数に換算してしまう体になってしまった。
さらに、歩いていて信号待ちになったら歩数がもったいないので踊る。健康のために足踏みしている人はたまに見るが、どっからどう見ても気色の悪い人に見えるだろう。社会的信用を犠牲にして健康を勝ち取りに行っている。
副作用はこれだけではない。歩いてる人を見たら「この人は何歩くらい歩いてるんだろう？」と気になるし、歩いていない人を見たら「なんでこの人は歩いてないんだろう」とも思う。歩いている最中は「歩くとはなんだろう？」と考え歩かないときは「歩かないとは歩くことではないか？」などど考える。嘘だけど。
現状2週間経ってこんな感じだけど、1ヶ月後には景色が変わってるかもしれない。鍛錬というのは意識的にやらないといけないことを無意識に落とし込む側面がある。プログラミングの学習が何も考えなくても年1000時間くらいは当たり前になったように、息を吸うように1万歩歩けるようになる日が来るかもしれない。非常に楽しみだ。
あー辞めたい。
今日の歩数(土) 13,969歩
パートナーと飲むために、街へと繰り出したのでいつもよりも歩いた。