2024/01/04
実家。介護認定調査員が来て母との面談に立ち合い。高齢者の介護システム、本当によくできてるなと感心するんだけど、これから3人に1人も高齢者になるってことはそのぶんだけ介護にあたる人口もすごく増えるはずなのに、介護にあたる人についての情報がこんなに隔離されたままな上、世間が無関心でいいのだろうかと不安になる。もっとそういう情報を広めなきゃ、と使命を感じつつも、できることならあまり口にしたくない話題なんだよね。聞くのもしんどい。大変だから。しかしいずれみんなにやってくること。もっとライトにそういう話ができる環境にしないといけないと思う。少し考える。やらないといけない。やりたくないけど。全然やりたくない。でも自分の未来のためにも。
母に買い物に行きたいと言われていたのでユニクロとGUをはしごして、試着を見てあげて、でも似合わなくて買うのはやめようとなった。試着して気が済んだみたいだったから、試着って大事。あるよねそういうの。あれ欲しい欲しい欲しいってさんざん願ったのに、試着したら全然似合わなくて気持ちが一気に冷めること。
東京に戻って友達たちと新年会。友達というか知人というか。10人くらいの飲み友達コミュニティの中の若者チーム。みんなまだ20代なのに「よかったら来ませんか」と呼んでくれたから、そりゃ行くよね。お財布として呼ばれてるわけでもない。みんな私の仕事のこともよくわかってくれてるから色々しつこく聞いても全部丁寧に答えてくれる。
大企業で働いてる子が「先輩上司または後輩と飲みに行くってことはまずしなくて同期としか行かないし、同期でも仲良くする人は限られた人だけ。こういうの現代っぽいですよね」と言ってて本当にそうだなと思った。去年、メガベンチャーで働いてる子が「社内恋愛する人、キモいって風潮があります」って言ってたのも忘れられない。時代だ。時代だよねぇ…。Z世代たちは世界を広く見る/持つのが当たり前の時代に生きたんだろうな。東京ムーブかもしれないから世代で括るのが正しいかは不明。
かたや、中小企業で働いてる子は「同期っていう概念がないし近い年齢の人も少ない。ましてや社内恋愛なんて起こりようもないから、起こりうる環境があるだけでうらやましい」と言ってたのもおもしろかった。私も会社員時代がそうだったから気持ちがわかる。
でも、大企業の子が「転職しちゃったら同期っていう概念もなくなる。大学生の延長みたいなシステムは新卒で入った会社だけで適用されるシステムなので」と限られた時間だけの楽しみなんだとも教えてくれて、学校みたいな感覚を残しながら会社を楽しめる人もいるんだなぁと、知らなかった概念に思いを馳せながら帰った。
気前よく自分の話をしてくれる若者たちの会、とても楽しかった。
2024/01/05
父命日につき単独墓参り。横浜へ。父、信じられないほど晴れ男だったんだけど、お墓参りに行く1/5はいつも雲ひとつない晴天なので驚く。去年の今日はインフルエンザに罹ってしまい行けなかったけどこの日も天気が良かったのは覚えてる。お供えものは父の好物だったアサヒスーパードライと崎陽軒のシウマイとチョコレートにするといつも決まってて、供えてお話したらそこで食べて帰るんだけど、ビールと崎陽軒のシウマイの組み合わせのおいしさ、あれ何? 異常だよね。相性よすぎ。誰もいない墓場でビールとシウマイ食べて、墓石に「これ(笑)おいしい(笑)やばいね(笑)」と話しかけて帰った。年始の娘としての役割はこれにて終了。娘と妹の役割、基本的に意思表示ができないというか人権が低い。よくがんばった。
せっかく横浜に行ったから家系ラーメンを食べて帰ることにした。上大岡駅前の壱六家。横浜、まだラーメン700円で食べられるのすごくない? しかもおいしい。東京にある家系ラーメンってニセモノだよね。ちゃんとおいしい家系ラーメン、すごく久しぶりに食べた。
そのあと銀座に戻って行ってみたかった喫茶店。4丁目交差点のすぐ近くなのに人が少なくてうれしい。壁一面にカップ&ソーサーが飾られてる喫茶店が好きでカウンターに座りたい。壁一面にグラスが飾られてるバーも好き。今日行ったところは全部マイセンの食器だった。コーヒーもケーキもおいしかった。
仕事の感覚を取り戻すために服が見たくてドーバーと三越をふらふらと。ドーバーで「ミハラ欲しいんだよね〜」と言ってる20代くらいの男性がいて、そんなセリフはドーバーでしか聞けないなとなったのが良かった。個人的には今年はtanakadaisukeの服を着たいと思いつつ、今日sacai見たら今の金髪ショートに合う服ばっかりで心揺らいだ。買えるかどうかはまた別の話。