ぶんぶんチョッパーでブン

晴麻
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今使っているものが小さいサイズなので、大きいサイズの「ぶんぶんチョッパー」を購入した。

届いたその日の夕方、早速タマネギをぶんぶんした。昔は泣きながら刻んでいたのに、あっという間に細かくなって感動する。買ったばかりの頃はその便利さに感嘆し、親しい友人に「ぶんぶんチョッパーでブンすると速くて便利だよ」と身振り手振りで話していたのを思い出す。(〝ぶんぶんチョッパーでブン〟、レンジでチンみたいなニュアンスだと思っていただきたい。)

餃子のタネもハンバーグのタネも、ぶんぶんチョッパーのおかげで楽に作れるので助かっている。これからもぶんぶんしていきたい。

オススメです、ぶんぶんチョッパー。

そして先日、趣味の方でお世話になっている方から、「テキサス・ステーキ」のレシピがあると教えていただいたので作った。

このレシピは通話中に教えていただいたのだが、実は通話を終えたあと、私は意気揚々と肉屋に行き、1時間後にはめっちゃデカい牛肩ロースの入った買い物袋を提げてルンルンで帰宅していた。私は食欲旺盛なデブなので、食に関してはフットワークが軽い。帰り道に散歩中の柴犬にガン見されたり、すれ違いざまにプードルが近付いてきて怯えたが、もしかしたら彼らは買い物袋の中の牛肩ロースに気付いていたのかもしれない。

守り抜いた牛肩ロースは、下ごしらえをし、その日の夕飯に焼いた。

ニンニクはもちろん、108円くらいで買った合法ハーブのローズマリー——以前日記にそんな話を書いたので、気になったらそちらをご覧ください——が輝いた。レシピでは『いい感じのミディアムレアになるように火加減に気をつけ……』とあったが、私は自宅では肉をミディアムレアで焼いたことがないので、跳ねる油にビビりながらもしっかり焼いてしまった。

初めての「テキサス・ステーキ」はとても美味しかった。久しぶりのご馳走だった。バターのコクが病みつきになる。ブラックペッパーとニンニクが肉の旨みを引き立てていた。きっとテキサスの住人はこの美味しいステーキをワイルドに食べているのだろう。いいレシピを教わった。

@haruma
アラサーの日常を綴ったとりとめのない日記です。