初夏の夜風

harutaka
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最寄りのコンビニまで車で送って、竹田に帰る。相手も忙しいからあまり引き留めないようにしようと思うのだけれど、つい遅くなりがちだ。行きのときに流していたpodcastは、帰りはオルタナに変わっている。初夏の夜風に回らなくなった頭を撫でられながら、あのときああ言いたかったのにうまく言えなかったな、とか、今日もとてつもなくかわいかったな、とか、鴨鍋うまかったな、今度作ってみようかな、とかとか思い返す。次に会えるのはいつだろうか。夜に吸い込まれるように、帰り道アクセルを踏む。