GW前ラッシュを駆け抜けて、缶ビールと山菜の白和えをつまみながら残りの仕事を潰していたら、しほさんが「今日PTAの飲み会で、ほんと誰のためにやるんだろう〜〜。行きたくないよ、はるくん代わりにいく?」と足取り重そうにしていた。それがしばらくして、「めっちゃ楽しかった〜〜」とベロベロの満面な笑みとうさぎピースで帰ってきた。「もう何話すかわかんないし、もう飲むしかなくてさ、でも久しぶりに飲んだらもう楽しくなっちゃって」「校長がマジで最高で」「指導要領が変わって書き順とかもう気にしなくていいらしくて、それを保護者とどう対話していこうかという話とかすごくよくて」という同じ話を3週くらいしてくれた。聞いてて大丈夫かなと心配になるくらい清々しいほど羽目を外して楽しそうなのをみると、同時に嬉しいきもちになる。「ママそんなにもう飲まないで!」と子どもたちに言われながら、次のお酒に手を伸ばす。翼を広げて夜はまだこれから。