10月も下旬に入ったけれどまだやや暑い。暑いけど、朝や晩は少しだけ秋の気配を感じるようになってきた。風の湿度とか、なんとなく羽織る薄手のカーディガンなどに。
月初に子どもの運動会があった。娘の通う年長組は跳び箱に挑戦する競技があったのだけれど、娘は4段の跳び箱を2度失敗し、それでも心を折らず挑戦して、結局きれいに飛び越えた。その間、周囲の保護者のみなさんは「いけるいける!」「がんばれ!!」と声を掛けてくれていて、なんだかものすごく胸に迫るものがあった。
その後、保育園の先生から届いたおたよりで「今回の運動会の合言葉は『諦めないでいこう!』でした」と知らされ、ああ、だからあの子もこの子も、失敗しても跳び箱に挑戦しようとしていたんだなと、みんなでした約束を守ろうとしていたんだなと思うとぐっときてしまった。
そんなふうに子どもたちを見守り、育てて、一緒に喜んだり残念がったりしてくれている先生がたのおかげもあるんだろうな。