人生そのものが静か

hashrock
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せっかくだし何か書こうと思ったけど、何も書くことがないな…となった。

今日はまあ外に出て味噌ラーメンを食べた。夜は一汁一菜的な世界観に基づく味噌汁のすごいやつ(小松菜、厚揚げ、まいたけ、鶏つくねが入っている)で暖を取りつつ腹を満たそうかな、なんて思っている。これをコピペすると自分の人生になる。zipにすると圧縮効率が良さそうである。

自分はすでにテキストを格納するためのストレージを大量に持っていて、iOSのメモ, 物理ノート, Twitter, Scrapbox, はてなブログ, GitHub pages, 廃墟の自作ブログなど限りない。ブログサービスを使っても続かないのは、インプットの乏しい生活をしながら、これらのストレージに出てくる限りの文章を吸いつくされ、カラカラになっているからではある。もう表現したいこと何もないかもしれない。このまま脳内が無の状態で時間が過ぎるスピードだけが加速していき、墓場に勢いよくシュートされるかと思うとゾッとしてしまう。

自分がなにか書くときというのは、何かから連想するとか、人と話して普段考えていることを言語化できたとか、そういったトリガーを必要とする。例えば自分は他人から質問されるのがかなり好き(※詰問ではなく)なので、100の質問とかもウキウキで答えていたことがある。自分に関心を持って色々聞いてほしいなぁ。そして人生に意味を与えてほしい。しかしマシュマロや質問箱を設置した人を見ると、どうやら質問の体裁を取ったテクニカル悪口(通称焼きマロ)をシュートされるらしく、現実は厳しい。焼きインターネットが来ないことを願うばかりである。

自分は若い頃に文通を経験している。友人のためだけに手紙を数枚したため、一ヶ月に一度送り合うのは贅沢な時間の使い方だった。自分にとっての良いコミュニケーションとは、もともと少し物足りないものなのかもしれない。ここが「すこし物足りないけど落ち着く場所」と表現されているのは真摯だと思っていて、SNSで加速し尽くしたコミュニケーションから離れる機会になればいいなあと思っている。

@hashrock
Hacker / Artist