perfect days観た。
役所公司良すぎる。
生きてるレイヤーが違うと見える世界も違うっていう当たり前のことに気付けたと思う。
自分は社会の中のどのレイヤーにいるのかを考えたとき、きっとおそらく下にいるんだろうって思った。
じゃあ社会のレイヤー分けの基準って? これはもう言わずもがな年収なんだよね。残念ながら。結局世の中はお金。お金がないとコーヒーが買えないし。恋もできない。正義にもなれない。
お金欲しいなって思うけど、あったところでどこかへ逃げることにしか使わないんだろうなって思う。一回旅に出たほうがいいかもしれない。そんな度胸まだない。
----------紫煙会話 2023/12/21----------
「へえ、⚫︎⚫︎(←自分が持っている、恐らく二十代になってからの揺るぎない趣味。あるいはライフワーク)が好きなのになんでこの会社入ったの?」
って、身を縮めながら煙を吐き彼女は言って、自分はどう答えていいのか分からなくなったのがつらくなったし怖いと思った。
つらくなった理由は、言葉に詰まったこからで、怖くなった理由は、今年の四月中旬までに抱いていたはずの今後の夢とか目標とかを、その質問をされるまですっかり忘れていたからだった。
「この会社で基礎を固めたいから」と、かろうじて出た理由は、及第点だったかどうかは分からない。ミニテストじみた会話。つかれる。(絶対そんなんじゃない。次の瞬間にこの話題は忘れられている)
「面白いね⚫︎⚫︎。気に入ったわ。今までホンマ興味なかったけど」って、彼女はアハハと笑って去っていって、彼女が意図も意識もせずその場に置き去りにした、自分にだけ見える自分自身の今後についてと、自分の間に東シナ海から流れる寒風がアホクソ強く吹き付けてきて震えながらもう一本吸った。
会話がむずい。