鳥、盃

hasumukai
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冬、外に出ると、よくマガモを見かける。マガモを見ると寒くなってきたんだなーと感じる。

春先になるとウグイスが鳴いている。初夏になると聞こえなくなるが、一昨年と去年は7、8月になるとまた聞こえてきていた。調べたら夏になっても鳴いているのは繁殖失敗、または繁殖がすごくうまくいった場合などらしい。ずっと同じ鳴き方なので、おそらく同じオスがずっとこのあたりを縄張りにしているんだろう。1ヶ月後には聞こえてくるだろうから楽しみだ。

カワセミもいる。こんなに汚い川なのに……?と思ったが、川の汚れはあまり関係ないらしい。2匹以上いるっぽい。遠くからでも青い背中とオレンジのお腹が目立つのでよくわかる。

カラス、トンビ、アオサギ、シラサギ、ムクドリ、スズメ、セキレイ、カワウ、キジバトなどは年中いる。トンビはたまにカラスに追い立てられていてちょっと気の毒だ。アオサギは時々ギャッ!と鳴くのでうるさい。サギたちはよくガードレールの上でじっとしている。ハクセキレイはよく見かけるが、セグロセキレイはあまり見かけない。カワウは、冬はあまり見ない気もする。川の水面が荒れていると大体カワウだ。ムクドリは……と考えながら道を歩いていたら、すぐ横にフンをされてしまった。汚れはしなかったが、硬いものが道に転がっていた。どうやら彼らはセンダンの実を食べて、フンを家の近くに落としているらしい。だから種が電柱近くにたくさん落ちていたのか。キジバトは鳴いている声を聞けばすぐわかる。

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正月に不思議な盃を発見した。日本酒を入れて飲むことももちろんできるが、笛のように鳴らすこともできる、という代物だ。息を吹き入れると中からカラカラと音がする。水鳥笛のようなものだと思うのだが、どうも綺麗な音が出ない。というかどんな音が出たら正解なのかわからない。古いものだからもう無理なのかもしれないが、できればどうにかして再び音を奏でてみたい。

以下構造。一部想像で書いた箇所がある。

盃の構造。ひょうたんの形をした笛部分と、盃部分からなる。ひょうたんの口は穴が空いていて、吸ったり吹いたりできる。ひょうたんの中にはカラカラと音がするものが入っている。ひょうたんと盃は穴で繋がっている。陶磁器。陶磁器。片手に乗るサイズ。置くと少し傾く。

(追記 2024/08/22)

うぐいす盃というものがあるのを知った。これもその一種なんだろうか?

@hasumukai
何かまとめておきたいことや残しておきたいことなどを書き留める予定。