(追想)夕方に雨がぱらぱらと降り出して雷が遠くでごろごろ言い始めたんです。雷が苦手というわけでもないのですが、なんとなく不穏な感じがするじゃないですか。そこに「ヒッヒッ」というジョウビタキの鳴き声が混じるんです。雷なんて関係ない。それよりオレさまはナワバリを主張するのに忙しいんだぜ。なんだか心強さを感じてしまいましたよ。そういう短歌です。雷に混じるジョウビタキの声が不安を少しだけ紛らわすかみなりにまじるジョウビタキのこえがふあんをすこしだけまぎらわす短歌ハチ歌人。Xで発表した短歌の作歌背景をまとめています。どうみてもおっさんです。