みなさんこんにちは。
棉花娃娃というぬいぐるみのジャンルを知った半年間で、私は『ぬいぐるみを手縫いする』、『工場に製作を依頼する』という新しい扉を開くに至りました。
30歳を過ぎて新しい趣味に巡り会えたことで次々にやりたいことができ、充足した毎日を過ごしています。
今回はそんな体験を備忘録として書き記そうと思います。
※自己満足の趣味に関する内容です。営利目的や特定の商品/団体の宣伝目的ではありません。
棉花娃娃との出会い
きっかけはフォローしている方のぬい撮り写真。その方のイラストがそのまま立体化したようなぬいぐるみが写っていて驚きました。
『ぬいぐるみをオーダーして作る』と行為は全く知らないわけではなかったのですが、まだ【推しぬい】が一般的になる以前だったので、
2頭身の工場製ぬいぐるみはとても目を引くものがありました。
それから、『中国や韓国のぬいぐるみ工場に、個人で製作を依頼することができる』
『棉花娃娃という着せ替えぬいぐるみのジャンルがある』ということを知り、実際に依頼をした方の体験記を読んだりSNSの写真を閲覧しました。
しかしその時点では、(いつか私も依頼してみたいな〜)程度の気持ちで留まっていました。
その時に感じた(棉花娃娃を作りたいけど、工場への依頼費用やリスクを考えると二の足を踏んでしまうな)というハードルの高さに対して、
こんな方法で自作する事もできるよ、と例示されていたのが
【LittleClosetさんの手作りキット】、
【ぴよぴっこさんのyoutube動画】でした。
手芸は元々好きで、製作キットで動物のぬいぐるみを作ったことがあり、
刺繍も過去にクロスステッチや刺繍作家さんのキットを使っての経験があったので、『絵柄をなるべく簡単にしてステッチすれば、自分にもぬいぐるみの顔が作れるかも』という意欲が湧いてきました。
今は通販で手芸用品や生地の取り寄せも出来ますし、本や動画、SNSで作り方を調べることが出来ます。
事前に知識や情報を仕入れておけば、これまで裁縫が身近でなかった方でも、決して取っ付きにくいものでは無いと思います。
さて、そんなわけで手縫いで仕上げたぬいぐるみにとても愛着が湧き(舞台女優さんを模した推しぬいが処女作でした)、
洋服を買えるをサイトを調べたりする過程で国内通販や海外代行などの経験則を発信してくださる方や
ハンドメイドでぬいぐるみや服を作られる方を知りました。
中には『工場へオリジナルのぬいぐるみをオーダーして、希望者には複製品を頒布している』という方もおりました。
推しぬいを作りたい、というきっかけから棉花娃娃ジャンルに入門した私でしたが
数々のオリジナリティ(自分が込めたいモチーフ)溢れるぬいぐるみデザインを見て、
『私もこんなデザインを思いつきたい!』
『自分でぬいぐるみを作って感じた、手縫いでは難しい表現を工場製作で叶えたい』
『複製頒布をやってみたい』
という具体的な目標が出てきたので、いよいよぬいぐるみを個人発注する準備に移りました。
つづく
手縫いの刺繍で仕上げたぬいぐるみ