案件と台湾と新オフィス
案件
2022年から引き続き同じ案件で、1年間 React x Redux のWebフロントエンドの開発を担当させて頂いた。2022年はエンジニア1年目だったこともあり何もわからない!みたいな苦悩はあったけど、残業はあまりなく平和に過ごしてたと思う。
今年は1月早々に短納期で割と複雑な機能を作らねばならない状況になり、2週間で残業80時間みたいな、毎日朝の3時まで働くみたいなやつを初めて経験した。自分の実装力の未熟さ、プロジェクト管理の問題点など、色々な学びがあった。ものすごく大変だったけど、ものすごく濃密で、今となっては良い経験だったと思う。
この案件は準委任契約で、自分の会社からはほぼ自分だけが稼働していたのだけど(一応先輩がPLとしてアサインされていて、レビューはしてくれる)、4月から2人追加でアサインされた。1人は新卒で、もう一人はインターン生。未経験から転職して2年目の僕よりプログラミング歴は長い。しかし、自分が課題を作成し、仕事を振り、コードレビューまで任せてもらうことになった。詳しくは、以下のブログに書いたけど、色々な苦悩があった。これも大変だったけど、このような貴重な経験をさせてもらえたのはラッキーだったと今は思ってる。
ここからは技術的な話。この案件は結構昔に書かれたコードがベースになっていて、アサインされた当初は全てJavaScript なのはもちろん、8割以上がクラスコンポーネントで、分割もあまりされておらず、1ファイル1000行以上のファイルも沢山あって、テストもなくて、みたいな状態だった。ディレクトリ構成を再構築したり、新しいコードは関数コンポーネントで書いたりと少しずつ改善はしてたけど、色々とやりづらさがあった。しかし、既述の通り、2人追加でアサインされたのだ。ここぞとばかり、Prettier, ESLint, Stylelint を導入し、TypeScript を導入し、RTK を導入し、Jest x RTL x MSW でテストまで書き始めた。Husky も入れた。
Prettier を入れたのは本当に革命的で、フォーマットを意識する必要がなくなってかなりストレスが減ったと思う。また、TypeScript を日常的に書くようになり、仕事から獲得できる学びが一気に増えたし、コーディングの楽しさが増した。テストは今までほぼ知見ゼロだったので、全てが学びだ。来年はテスト拡充したいし、Storybook 入れたいし、TypeScript 化をどんどん推し進めたいし、やりたいことが沢山だ。案件に対するモチベーションが上がったので、来年はより一層頑張ろう。
台湾と新オフィス立ち上げ
1年目の2022年は案件以外で会社と関わることはほぼ無かった。開発だけしてればよかった。しかし、今年は台湾と新オフィス立ち上げという、開発以外の2大ビックイベントがあった。
まずは台湾。5月末〜6月頭に Computex という台湾の展示会に行かせてもらった。立候補制だったので速攻で立候補した結果、自分のユニットからは僕だけの立候補だったみたいでラッキー。自社製品の宣伝も兼ねていたので、その準備は結構大変だった。製品の詳細を把握して、一枚もののチラシを英語で作って、英語版の自社のコーポレートサイトをリニューアルして、と色々やった。台湾は元々行ったことがあって、友達も結構いるのですが、やっぱり最高でした。台湾最高。展示会はやっぱり AI 関連のブースが多く、ChatGPT の API を組み込みました!みたいな製品が沢山あって、沢山刺激をもらった。久々に英語を使いまくったのも楽しかったなぁ。
次に新オフィス立ち上げ。何と自分がPLに任命された。自分は全方位に興味津々な人間なので、オフィス立ち上げって楽しそうですよねぇって話をしていたら任命された(笑)。これも本当に色々大変だったなぁ。自分のコントロールできないところで納期は大幅に遅れるし、大企業の前職と比べて意思決定フローの曖昧さに苦戦したり(そこが自由で良いとこでもある)。。。でも、無事完成してOPENできた時はすごく大きな達成感を味わえた。あと、光ファイバーを引いてきて、ONU -> ルーター -> スイッチ -> 無線APと繋げていく、みたいなのを実際に確認できたのは結構大きな学びがって楽しかった。
音楽とキャンプ
今年はライブに行きまくった。BiSH関係は次の章で語るとして、他にも沢山ライブに行った。まずは2月のレッチリ!まじで最高だった!ジョンのソロはもう気持ち良すぎた。一生忘れないライブになったと思う。そして3月はアクモン!大学生の頃からずっと好きだったアクモンと初対面!生の I Bet You Look Good on the Dancefloor!もう大興奮だった。
夏はずーーーーーーーーーっといってみたかったフジロックに初参戦!当初は友達と Airbnb に泊まるはずたったけど、直前にどうしてもキャンプしたくなって、一週間で一式Amazonで爆買いして急遽ソロキャン(笑)。10年以上ぶりのキャンプ。しかも前泊からの2日間参戦で合計3泊!
初日は、世界のYAZAWA!でぶち上がりつつ、アクモンと同じく大学生の頃に聴きまくってた Yeah Yeah Yeahs、The Strokes が見れて最高だった。二日目は大好きなチリビから始まり、夜はエルレでまさかの鬼モッシュ。からの Foo Fighters!ライブが最高なのはもちろん、デイヴがイケおじすぎて一気に大ファンになりました。
8月はエルレのワンマンにも参戦。モッシュで死ぬかと思ったw 9月はチリビのツアーファイナル。Zepp DiverCity で整理番号100番台?とかだったのですごく近くて、めっちゃ楽しかった!10月は朝霧Jamに初参戦!朝霧は想像の100倍よかった。はっきりいってフジロックよりよかった。ゆるキャンの聖地ふもとっぱらが最高なのはもちろん、会場の空気感も最高でフジロックほど人が多くないので、基本近くでライブ見れるし。焚き火も楽しかった〜。朝霧は来年も必ず行く!
BiSHと新たな夢
そして今年は何といっても BiSH !!別途ブログ書こう書こうと思って書けてないけど、BiSH は2019年に一度どハマりしてずっと聴いてけど、2022年に初めてライブ行ってから本格的にハマり、FCに入り、でももう解散まで時間がなくて、でもどんどんハマっていく。この文章書いてるだけでもエモい気持ちになってしまうので、やっぱり別ブログを書こう。でないと、ここから無茶苦茶長くなってしまう。けど、短めに、書く。これは2023年の振り返りに欠かせないもん。
とにかく、BiSH のライブはもう凄い。3月のライブは声出し解禁で、もうBiSH も清掃員(BiSH のファンの総称)も本当に力強くて、会場全体が物凄いエモい空間に包まれてて、半泣きでぶち上がった。フェスの BiSH も見たいと思いビバラに初参戦して、結構近くで見れて楽しかったなー。そのあと、音楽番組の観覧に当選して、更に近くで BiSH のパフォーマンスが観れて大興奮。東京ドームはもう5回くらい泣きましたよ!
解散後も、7月のモモコさんの小説お渡し会から始まり、8月はPEDROワンマン(アユニ)、フジロックでCENT(チッチ)、9月はCENTワンマン、10月は MEET YOUR ART FESTIVAL 2023で、MISATO ANDO(リンリン)の作品を見つつCENTのライブも鑑賞、11月はCENTとPEDROのツアーファイナル。来年も1月のアイナ、モモコ、3月の PEDRO と目白押し!本当にBiSHの皆さんが生きる活力になっている!!
生きる活力だけでなく、BiSH からは新たな夢ももらいました。BiSH の過去ライブを YouTube で見漁っている内に、このライブ行きたかったー!!!!!みたいなのが沢山あるんです。どうしても諦めきれない!けど、タイムマシーンはまだまだ実現しなさそう。。。そうだ!仮想世界ならどうだ?メタバース上に再現する方が、タイムマシーンより現実的なのではないか?という考えに至り、「BiSH の過去ライブをメタバース上に再現する」という新たな夢が生た。そこからメタバースを意識するようになり、その結果、Unity を勉強したり、基本情報の勉強をしたりしてるのだけど、その話はまた別途書こう。