とてもショックだ。
初めて読んだマンガはドラゴンボール。多分5歳か6歳かそれくらいだったと思う。ドラゴンボールカード、めちゃくちゃ集めてた。どっかの絵画コンテストにも悟空の絵を描いて送った。
あれから30年。鳥山明は特段として話題になるような作品を作ってきてなかったが、それでもずっと自分の中にドラゴンボールが根付いていたのを、作者が死んで知る。
久々に読み返したドラゴンボールは、父としての悟空の至らなさ、その可笑しさに気づく。自分もずいぶんと立場が変わったのだ。
いつか鳥山明のように、沢山の人に愛される何かを作れたらそれ以上の幸せはないだろう。ものづくり一本で自分を表現し、政治や批評に関わろうとしなかった。クリエイターとしてかっこよすぎる。