組織の中にあるどんよりしたものを見つめて

hayata
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普段、組織というか小さなチームに関わる様々な事象を見ていると、外部環境との接点でどんよりした淀みを感じることがある。関わる人たちの問題というよりは、仕組み上の綻びというか歯車が噛み合っていない感じというか、そういう枠組みによって生み出されるもの。

プロダクト開発においては、一連のバリュチェーンのチェーン自体がほころんでいる状態で、自転車のチェーンが緩んだときみたいにカシャンカシャンと音を立てながら進む。確かに前に進むことはできるし、気にしなければそれまでだけど、伝えた力は半減してて、ムラのある動きをしているようなそんな感じ。やっている当事者たちは、実際には前に進んでいるから気づかないかもしれないけど。

ビジネスに関しても、やたらコミュニケーションの量が多かったり、発生するシーンが多かったりすると少し改善の余地があるように感じる。コミュニケーション自体が悪いという意味でもなく、コミュニケーションの量を減らすべき、というわけでもなく、コミュニケーション自体の設計をした方が良いよね、と思うのだ。

と、思いつつ、まだまだ私には言語化能力が足りなくて、抽象的に「ここのこの部分がこんな感じに澱んでいるように見える」と伝えることしかできない。ソリューションは色々提示もできるし、実際に解決することも多いけれど、ただ問題の本質を正しく描写することに関しては全然できていない。言語化は足りていないように感じるのだ。

組織の中にはいろんな色があるから、必ずしも淀みが悪いわけでもないし、非効率的な部分があるのは仕方ないと思うけれど、澱んだ色が少し悪い色になってくるとやっぱり対応が必要に感じるし、その問題意識をわかりやすい言葉でいろんな人に伝えるのはまだまだ実力が不足してるなぁとふと思った

@hayata
中身のあることは書きません。