エンジニア職を目指すときに感じていた魅力

heavenosk
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「コミュ力が低いからエンジニアを目指します」という動機に対して、本業から「エンジニアはコミュニケーションが重要だよ。甘えるな」という反対意見が出るというやり取りはTwitter でよくみる構図ですが、(先ほども見ました)

改めて考えると、僕がエンジニア職を目指した時も「コミュ力が低いからエンジニアを目指します」に近い理由だったなと思いました。


僕がエンジニアを目指す前は、アルバイトや派遣社員などの非正規雇用を転々としていたのですが、一番合わなかったのが不動産屋で雇われていた時でした。

仕事としては、分譲マンションのオープンハウスに出勤して部屋を売る仕事でしたが、僕にとっては全てが「分からないもの」で構成されていました。

「どうすれば、お客さんが高級な買い物を決断してくれるのか」「先輩たちが無駄に足を引っ張りあっている理由」などなど、職務内容から職場の人間関係まで全然分かりませんでした。

かなり早い段階で「自分に向いていない」と見切りをつけて辞めました。

その後、エンジニア職を目指すことになります。


当時、仕事先を検討していた時、プログラミングは、不動産と比べればかなり分かりやすいものに見えていました。

プログラミングは、現実の業務や作業をプログラミングという観点で切り取った、言わばバーチャルな世界で、少なくともプログラミングの中には人間同士の足の引っ張りは存在しないだろう、と。

不動産の仕事がトラウマになっていたので、余計にそのような目線になっていたのかも知れません。


最初の話に戻りますが、「エンジニアはコミュニケーションが重要だよ」ということは真実ですが、プログラミングもかなり重要です。

コミュニケーションから完全に逃げるのは無理筋ですが、コミュニケーションに慣れていきながら、プログラミングをメインウェポンとしてキャリアをスタートするのは全然アリだよな〜、と思います。