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卒園

hebiko
·
公開:2025/3/31

今日、長男が6年間通った保育園を卒園する。

母子手帳をもらうついでに行った市役所の窓口で「この辺の保育園は0歳児からじゃないと入れないですよ」と言われた日、「わたしは産後3か月半で復職するし、お腹の中に居る子の子は生まれて3か月で保育園に行くことになるのか」と思った。それに対しては特別嫌だとかはなかったけれど、結構大変だな、と思ったのは覚えている。

そこから6年間、同じ保育園に通い続けた。無認可保育所だったし、お金のことを考えたら年少になった時点で他の保育園に移るという選択肢もあったけれど、変化にそこまで強くはない長男が安心して通い続けられそうという理由でずっと同じ保育園に通い続けた。実際通っていた保育園はほどよくゆるく、絶対にみんなと一緒に何かをする!ということがちょっと苦手なわたしの子どもたちには合っていると思っている。子どもたちのこともすごくたくさん見ていただいた。

年少のときの面談で、「長男くんは、たぶん人より愛情を受け取るコップが大きいんですね」と言われたのをよく覚えている。たぶん人よりさみしがり屋で、受け取る愛情がたくさん必要な子なんだろうな〜と思ってはいたが、先生から言われることでよりストンと腑に落ちる感じがした。話に聞く限り相当いたずらもしていたし、素直に先生の言うことを聞くようなタイプではないので大変迷惑をかけたと思っているのだけれど、本当にあたかかく見守って、育てていただいたなと思う。

6年間子どもを保育園に通わせている間、家族は一度引っ越しをしたし、わたしはなんと二度も転職した。二度の転職はしてよかったと思っているけれど、これは何より保育園に安心して子どもを預けられて、問題なくフルタイム勤務ができていることが大きい。

長男は世間一般で言う「いい子」ではたぶんなかった。でも、わたしにとっては非常にかけがえのない子で、素直で、やさしい。そんな子がすくすく育ったことが本当にありがたくて、うれしい。

毎日「今日はリトミックが最後」「今日はサッカーが最後」と最後が続くなかで、短歌講座に次の短歌を提出した。

明確に最後とわかるものだけがあいさつをする 手をふりかえす

たぶん、卒園してから随分あとになって、「あ、あれは実は最後だったんだな」と思うことがあるのだろう。

@hebiko
テクニカルライターをやったりUXライターをやったりしている