極もちはふわもち

前回の投稿から1ヶ月近く経ってしまった。"自分のことを書く"ということに向き合うまでに、時間がすごくかかってしまう。

キャラメルミルク色のアヴァン6歳。かわいい。

2週間ほどずーーっとホットケーキ食べたい欲がじりじり燃えている。こうなったら美味しいとの噂が絶えない『極もち』いったる!!と強い衝動にまかせてスーパーでホットケーキミックスもバッチリ手に入れた。あとは自ら焼いて食べるだけだ!!

…と意気込んだはいいものの、このホットケーキ欲は私のバイオリズム的なものだったらしい。極もちを買ったはいいけども作るのが急に面倒になり、そのまま数日ほっぽらかしているうちに生理が始まり、モワモワふくらんでいたホットケーキ欲は少ししぼんでしまった。

しかし、今日は朝ごはんを前もって用意しているわけではない。こうなったらせっかくだし極もちを初体験してみるか、と作ってみることにした。

パッケージに書いてあるレシピの材料には卵1個、牛乳150ml、ミックス粉、とあったが私は牛乳を大さじ1減らして(ちゃんと飲んだ)、その分みりんを足した。ホットケーキを作る時にみりんを入れるとしっとり美味しく作用するらしいとの情報はつかんでいたからだ。ついでにチューブバターもちょみっとだけ絞り入れた。

いざミックス粉を開封すると、ミルキーで甘い甘い香りがスンと鼻を刺す。私が選ぶミックス粉は少しでも食べものに対する罪悪感と背徳感を拭うため、米粉のやつやら豆腐入りのやつやら、なんだか健康に気を遣ってますよ~的なものばっかりで、甘い香りは控えめなものが多い。極もちは(私にとっては)スーパージャンキーホットケーキなのだ。こうなったら思い切りはしゃいで楽しんでやろうじゃないかとワクワク感と明日への覚悟めいたものがよぎった。

材料を混ぜ、火をつけたフライパンに生地を優しく落として数分。穴がぽこぽこ開いてきたり、生地が山なりにふくらむ様を見てホットケーキって呼吸してんだな、生きてんだな~とぼんやりと思う。

結局3枚焼き上げた。みりんのおかげか、表面はやわらかなしっとり感があり、ほんのりツヤめいている。いざひと口食むと、もちもちはしているがそれよりもふわふわ感が強いことに驚いた。極もちというか、ふわもちやん。最高の食感やん。私が大好きな犬たちの温かくてふわふわの毛に包まれた可愛いお腹みたいだ。実家にいる犬たちに会いたくなった。

味自体は、香りの割には甘さが穏やかで個人的にはありがたい。1枚目は何もつけずにそのままで、2・3枚目はメープルシロップをかけて美味しいふわもちを味わった。極もちをいろんな人が勧めている理由が身をもってわかった気がする。あと2回分ストックがあるので、また作ろう。

写真は撮り忘れた。