近所のチェーン店のラーメン屋さんまで歩いて二分程度だと思っていたら三十秒くらいだった。家族がみんなそろったのが午後八時で、それから向かった。結構さびれていて、いつ潰れるかわからない、みたいなそんなかんじなところで、だけど数組お客がいた。わたしたちはその時なぜか地雷系の子のファッションについてを話し合いながらメニューを見ていた。みんなそれぞれ好きなラーメンを頼んで、子どもたちはセットにぎょうざをつけて、わたしは生ビールを頼んだ。
これまでいたアパートは公園の近くで、すぐそばに大学もあったから、少し歩けば飲み屋やらカフェやらいろいろあった。だいたいが個人店。そのなかでもわたしたちには好きな餃子やさんがあって、思い出したらたまに足を運んだ。今は駅の方が近いから歩くならそちらに行くけれどあの餃子屋さんは大好きだからまた行かなくちゃ。
今日行ったラーメン屋さんの味はふつうだった。ふつうにおいしい、というかんじ。しかしとにかく近くて嬉しかったので絶対にまた行く。
ごはんを食べたあとはコンビニに寄ってから帰った。コンビニはラーメン屋から二十秒くらいのところにあるから、そこからの帰路はおそらく五十秒くらいで。