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hhq412
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 今月末に旅行の予定があってその準備のため午前中は買い物へ。UNIQLOで小さく折りたためるダウンと、これまた小さく折りたためる薄手のパーカーを買った。前にすごく寒かった時に妹から借りてなんて便利なものがあるのだと驚き、真似しようと思って忘れていた。午後は仕事。そしてあっという間に夜。明日も午前中に予定がいくつかあって、帰ったら仕事。帰りにみんなの分のたこ焼きを買って帰ってこようと思う。

 サングラスも必要だねと言って妹がかけたサングラス(透明のレンズで、華奢な、今っぽいフレーム)があまりにも似合っていたので、これ度ありで作ってもらいなよ!と勧めた。JINSで買うと言って立ち寄ったらもっと可愛いものがあって喜んでいた。ほんとうにすごく似合っていた。わたしはごついフレームが好きで、基本的には黒縁眼鏡をかけている。妹もだいたいセルフレームだったのだけれど、金属のフレームがあんなにも似合うなんて知らなかった。彼女自身も知らなくて、こんなに華奢な眼鏡は初めて買うと言ってどきどきしていた。眼鏡を買う人を横から見ていたらわたしも欲しくなったけれどまだ慎重したてなので我慢した。今欲しいのは透明のフレームでカラーレンズが入ったやつ(欲しすぎて絵でも書いちゃった)。

 妹が最近した夫婦喧嘩の話を聞いて、人と暮らすことは大変なことなのだなと改めて思う。他人のことで悩んだり怒ったり悲しんだりするのが苦手なことに気がついてからは、もう自分には向いていないものだと思って結婚したり誰かと暮らしたりするのは一生やめておこうって決めた。でもこうやって今現在しっかり暮らしている人を見ると、たとえめんどうなことがあっても一緒にいることを選ぶっていうのは、すごいことだと思う。夫婦って元々他人のくせに密な人間関係だし、話し合うところは話し合って、そうしなくとも許せるところは許しあって、助け合って、共に生きていくんだろうな。おもしろくて不思議で素敵なことだと思う。

 誰かと共に生きるライフスタイルからさっさと引退したわたしは子どもたちが巣立ったらバックパッカーになると決めている。完全に自由になったらどこに行こうかな、って考えた時、一生に一度は行ってみたい国がある。それはインドです(けれどインドはなるべくお金を使ってしっかりガイドをつけた全然攻めない感じの旅で……)。行ってみたいとずっと思っているのに、バックパッカー志望のくせに、ビビっているのだ。というか子どもたちが成長してますます別の人になっていくので、わたしも一応まだ誰かと暮らしている状態なんだけど、こちらもある意味他人だと思っていた方が気が楽だし何かあった時にでも言葉が行き過ぎないので良い。だけど困った時には絶対に味方になるし力になるから必要な時は言ってねとは口酸っぱく伝えている(そのせいか、困った時にはちょくちょく頼ってくるので気持ちは伝わっているのだと思う)。