たくさんの趣味やお気に入り ＝ ｢好き｣ に囲まれて過ごすことこそ 一番の自衛なんじゃないかと、最近身をもって感じている。
我ながらつまらない人間だなぁと思うのだけど、わたしはその辺とても淡白で……生活のなかに深度のある ｢好き｣ があまり増えていかないほうだ。必要がなければ手放すのにもさして躊躇はなく、そうやって数少ない ｢好き｣ を毛玉ができるまで抱きしめている。なぜこんなにも熱意に乏しいのか自分でも悩んでしまうのだけど、もしかしたら《思考や心模様》といった内側ばかりに気を取られているからかもしれない。好奇心が内へ内へと集中していて、そこを拠点に生きすぎている。
だからこそ、これからはもっと意識的に積極的に ｢好き｣ を人生に散りばめて、自分を助ける術を養わねばと思いはじめたところです。放っておくと深刻なあれこれで頭をいっぱいにしてしまうから、どうにか外部のときめきで気を逸らしていかなきゃな。急には無理だけど、すこしずつね。