本を読む

hibi_sora
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本を読むのが好きだ。と言うか本というもの自体が好きだ。子どもの頃からずっとそうだった。ストレスや悩みごとで本を読む気力も無い、なんて時もあるけれど、文字を読むこと自体はやめられない。そんな感じ。

物語を読む心の余裕が無い、という時はエッセイを読み、それも読めない場合はブックガイドなどを読み、それも頭に入ってこなければ漫画を読む。そうしてるうちに文章が読みたくなってきて、また小説なんかを読み始める。その繰り返し。なんにせよ「読む」という行為からは離れられずにいる。

若い頃は、集中力と自分だけのための時間が沢山あって、買ってきた本をきっちり最後まで読むことができたが、今は環境も変わり、それもなかなかできずにいる。買った以上はちゃんと読まねば、と焦るし、Twitterの読了・感想ツイートを見かけては、買ってもなかなか読了できない自分に落ち込んだりもする。

最近になってようやく、それでも良いと思えるようになってきた。そりゃあ最初から最後まできっちり読むのが一番でそうしたいけど、それが難しいなら今のように「読みたい時に読めるだけ読む」「読みたい本をそれぞれちょっとずつ読みかじる」なんてのも有りだと自分に言い聞かせることにしてる。積まれてほとんど手をつけてない何冊もの本を見ても、罪悪感を感じるより「この先読む本がこんなにある」と思うようにしてる。どんな形でも、本が楽しく読めればそれでよし。と、自分に言い聞かせてる。