1月21日(日)雨のち晴れ
昨年マッチングアプリで出会ったひとと結果的に現状「月イチでカレーを食べに行く友だち」になった。悪いことではないと思う。一緒にいて楽しいが、今後恋愛感情を抱く確率も低いだろう。
今日は東京ポッド許可局のライブ「もっとSWEET10許可局」を配信にて見る。
許可局のライブは名古屋公演があったら行き、東京まではなかなか足を運ぶ機会がない。というのが続いており、コロナ禍で配信が始まってからは配信が行われるものは必ず配信は見るようにしている。
2023年末から松本人志ひいては吉本興行の話題が週刊文春が発売されるたびにSNSをはじめとするインターネットで話題になる。これまで許可局でも「松本人志的なるもの」の話をしてきたが、やはりライブのメイン「論」ではそれに対する話になった。電波に乗せるには良くも悪くも外野がうるさいだろうし、リスナー(許可局員)に対する信用でもあるのではないか。
有料配信ライブ、ましてや会場料金と配信料金に差のない今回の内容を誰でも見られるような場所に書くようなことはしないし、書いたところでいち視聴者の主観によって書かれたものなんて、信用に値しないだろう。
自分自身吉本的な笑い、松本人志的なもので笑ってきた自覚はあるが、いつしか彼らの番組を見なくなった。賞レースも然り。M-1はその年の一番面白い漫才師を決めるのではなく、あくまでその日一番面白かった漫才をした芸人を決める大会だ。といったようなことはナナマン設楽がいつしか言っていて、そのときは納得していたが、いつしかそれにも違和感を感じるようになった。いまは翌日からの一年間テレビで中心に据える漫才師を決める大会であり、それもM-1の最適解を出した漫才師が優勝する大会になったと思っている。
そんなことを思ったり、松本人志の笑いになんとなく迎合できなくなったりした結果、まぁ見なくてもいいか。と思うようになった。
「論」はTBSラジオでの生中継の前だったためか明確な落とし所があったわけではなかったが、1月21日現在の3人の「実感」が聞けて大満足だった。正直配信で5,000円か。と思わないわけではなかったが、とんでもないお釣りを貰ってしまった。
ゲスト古舘伊知郎の話もめちゃくちゃ面白かったし、電波に乗った部分も最高。
全然関係ないが、最近松本人志という神が死んだ一方で、小島よしおというヒーローが生まれているのかもしれない。
お笑いというのは常に加害性を伴うもので「誰も傷つけない笑い」なんてないと思っているが、みんなの悲しみを引き受けて道化に徹することで「誰も傷つけない」を体現する芸人がいるとしたら、それは小島よしおかもしれない。と本気で思う節がある。
子供番組に起用され偶発的に人気になることはあれど、子供に向けた「楽しい」を追求し、寄り添うその姿は、みんなの笑顔のために戦う五代雄介と重なる部分がある気がする気がするだけかもしれないが、カッコいいと思う。