上半期に引き続き、2024年下半期のできごとを振り返ってみようと思います。
【7月】
誕生日だったので彼女が見つけてくれたおしゃれなお店でランチしてケーキを買ってお祝いしてもらいました。
彼女からお手紙をもらったり、プレゼントに雨に強いスニーカーを買ってもらったりしました。
彼女とビアガーデンに行ったりもしました。
ビールが飲めないのもあってあまりビアガーデンの良さが分からない人間なのですが、ちょっとグランピングチックでお酒の種類も豊富で人が多すぎないところで、とても楽しめました。
そのあとは初コロナに罹って寝込み、本当に味覚がなくなって不安になりました。
彼女にうつさなかったことだけが救いでした。
6月に受けたFP3級に受かったので、9月の2級受験を申し込みました。

【8月】
母がコロナ前振りに関東に遊びに来たので、親孝行と称してミラコスタに2泊ほど泊まってディズニーを満喫しました。
母は「私が定年するまで手紙以外のプレゼントはいらない」と一切プレゼントを受け取らない人なので、まだ仕事は辞めてないけど一応それくらいの年になったということでわたしが社会人になってから今までの分としてディズニー旅をプレゼントしました。
わたしはいわゆる虐待サバイバーなのでさすがに3日間母と一緒に居るとこちらのメンタルがやられ、彼女のいる家に帰ってから10日間くらいはめそめそしていました。
もう5年くらいは会わないぞという気持ちで感謝を伝える子の役割を全うできたかなと思います。
次は同性婚ができるようになったタイミングか、親が病気やらなんやらしたタイミングかなと思っています。
虐待と言ってもニュースで取りざたされるような”どうしようもない親”という感じではなく、当時仕事しながらワンオペで実家にも頼らず孤独に子育てしていてノイローゼなのと元々の完璧主義な性格が相まって毎日ヒステリックになってちょっと度が過ぎたねという感じだから「子育て頑張ったね」VS「社会資源を持ち得ない状況で子どもを生むなよ」の感情と、単純に母に対する恐怖心が絡み合う感じのサバイバーです。
距離を取っていたら単純に不器用な母としてわたしの心に存在できる人であるのだけど。
それと”どうしようもない親”なんて、結局その人も被害者なことがほとんどだから、社会の問題で、そんな人はいないと思っていたりもします。
まあその被害者が子どもを作るリスクはすごく感じるので、わたしは子どもが欲しくないなぁと思っている次第です。他の方法で子どもを守り育てたいとは常に思うけど。

【9月】
彼女とのお付き合い記念日のお祝いでいいところにランチしにいき、ケーキと気になっていた東京豚饅を買って食べた。
仕事が忙しい。後半から月90時間くらいの残業。
FP2級試験を受ける。自信はなかったけど自己採点的には大丈夫だったのでドキドキしながら10月の合格発表を待つ。
仕事がらみの認定資格の勉強を始めました。(始まっちゃった)

【10月】
彼女にプロポーズをしました。
色々相談しながら進めて、来年の同じ日にパートナーシップ宣誓をしよう、と約束しました。
決めていく過程で、やっぱりわたしとパートナーシップできないと思ったら言ってもらうようにも伝えています。
パートナーシップの手続きに向けて価値観をすり合わせた結果、違和感を覚えるということもあるだろうから、そのときはお互いのために伝えようねと。
わたしは常日頃から彼女を穴が空くほど観察しているので意思は固まっているのだけど、プロポーズされたほうってそこからパートナーになる人としてこの人どうかな?って目線で現実的に見始めたりするだろうから、彼女にはゆっくり考えてわたしを選んでほしい。
彼女と富山に旅行に行こうと計画していたんだけど、せっかく行くなら冬に行って蟹を食べたいということになり、旅行はリスケして別で日帰り温泉デートをしました。
その帰りに一件だけ結婚指輪を見に行きました。とても素敵な店員さんで今回指輪探しをした中で出会った店員さんの中で一番いい人だったなぁと思っています。
また別日にデートで一件ほど結婚指輪を見に行ったのですが、そこは対応が男女のカップルと明らかに違いがあったので候補から外しました。
(1週間前から予約して、来店目的も結婚指輪を選ぶことを伝えておいて、店内の席が空いていたにも関わらず45分間立ちっぱなし接客で、最初は「ここからここまでが結婚指輪なので好きに見ていってください〜」で接客が終わりそうになった。男女カップルは座って飲み物が出てきていた。)
3年くらい前から個人的に芋掘りしたい欲が沸々と湧いてきていたのですが、彼女が叶えてくれました。
二人で10キロのさつまいもを抱えて帰ったのはいい思い出です。
パートナーシップ宣誓の準備として会社に同性のパートナーが居ることをカミングアウトして緊急連絡先に彼女を追加。
パートナーシップ制度が社内規定にあるかどうか確認したところ、「自社にはない。親会社にもない。(親会社の制度の下位互換の規定を入れる風習がある)」と言われた。
つまり結婚休暇や看護・介護休暇、結婚お祝い金等社内制度が使えるのは法律婚のみとのことだった。
どうにか時代にあった会社にならないかな、そもそも自社はともかく親会社の規模で何も制度がないのはいささか信じがたいと思ったわたしは親会社の社内規定を読み漁り、見事パートナーシップ社内規定を見つけました。
そのURLを添付して上司に「親会社には規定があるようなので、もう一度検討してもらえないかと上の人にお願いしたい」とメール送って、検討してもらってます。
親会社に規定があればある程度すんなり導入されてきているようなので、「承認降りてからだけど、来年度から導入できると思う。」と回答を貰うことができました。
あとは彼女と話して、お互いの親にはカミングアウトはせずに「一緒に暮らしている仲のいい子」ということで連絡先だけは伝えようと決めました。
結婚式はやらず、フォトウェディングを来年くらいにして、その後にお祝い旅行を計画しよう、と話しています。
家を買うかどうかはまだ検討中です。
9月に受けたFP2級に受かっていました。

【11月】
彼女の誕生日。ランチは焼き肉を食べにいって、夜は彼女の好物のグラタンを作ろうと準備していたけど、ケーキもあるしお腹いっぱいになるね、という結論に至ったので次の日にグラタンを焼きました。
パートナーシップ宣誓に向けた準備として、自筆証書遺言を作成しようとたたき台を作成し、行政書士さんに遺言内容の相談をしにいきました。
追々、後見人やその他手続きを彼女ができるように公正証書を作っていかないといけないですが、時間が掛かるし、一旦パートナーシップ宣誓までに自筆証書遺言を作成して、法務局に保管しようと思います。
一緒に住んでいる賃貸のお家や各種公共料金の契約名義がわたしなのと、共同で買った家電などの動産の扱い、猫ちゃんについてなど、早めに対策しておいたほうがいいものはたくさんあるので、彼女と話して、彼女が好きにできるようにしておこうと思います。
指輪探しの旅3回目。百貨店のブライダルリングアテンドサービスをお願いして、個室でいろんなブランドの指輪を同時に見ながら選びました。
店舗持ち出しができない指輪もあり、持ち出しできない指輪が気になる場合は店舗に直接見に行く感じでした。
今回は予め同性カップルであることを伝えてから行ったのですが、アテンドの人も、見に行った店舗の店員さんも、ナチュラルに接客していただきました。
最終的にブランドとシリーズが決まったので、合ったサイズを取り寄せて貰いました。

【12月】
結婚指輪の取り寄せができたので、二人で購入手続きをしてきました。
後日刻印も仕上がって納品されたので年末に受け取る予定でしたが、彼女が急遽お仕事の対応が入ってしまったので落ち着いてから受け取るために受け取り日を延期しました。
彼女と一緒に嬉しさを共有したいなぁと思ってしまうのです。
9月から始まっちゃった仕事がらみの認定資格を修了しました。1月に正式に認定されたら今年度の査定はいい感じになるはずです。
彼女が9日間帰省するのに便乗して、4日ほどわたしも帰省しました。
1年半ぶりに仲のいい友人達とたくさんお話しして、彼女とのことをオフラインで惚気て、美味しいものをたくさん食べて、心の栄養になりました。
彼女とも彼女やわたしの思い出のごはん屋さんや好きなごはん屋さんでご飯を食べて、またひとつ彼女のことを知れてわたしのことを知ってもらって、とても嬉しかった。
またしばらく頑張れそう。
クリスマスはイヴにわたしが仕事で緊急対応入ってしまってわたしが行くはずの買い出しを彼女がしてくれて、ご飯食べずに待っててくれました。
一緒に彼女が作ってくれたハッシュドビーフを食べられて幸せでした。
クリスマスプレゼントは彼女とお揃いのコアラマットレスのコアラピローをもらいました。
何とか仕事納めをして今は年末のおうち仕事を終わらせるためにバタバタしていますが、仕事がないと頭をそんなに使わず過ごせているので疲労が少ないです。
ゆっくり年越しの準備をして、彼女と年越しをしたいと思います。

今年もお世話になりました。来年は繋がってくださった方ともっと交流できたらいいなと思っています。
来年もよろしくお願いします。