歌詞からタイトルを取ってくるなんて高校生の頃みたいでなんだかくすぐったいし懐かしい。
わたしの大好きなあさきさんの月光蝶の歌詞です。
むかしばなし
幼少期から高校生くらいまでは自分が生きていること自体が受け入れられなくてそれでも生きないといけないと周りから言われる(当たり前)ことで自分が望まない正解にプレッシャーみたいなものを感じていた。
そのときにそっと、実際は死なないけど、生きるために“生きるのやめるごっこ”をすることがあった。
“穏やかに死ねる薬か何かを飲んだ体でそっと眠る”とか“今から入水しにいくんだという体で川沿いを歩いてあさきの雫をリピート“したりする。(雫は結ばれないカップルが入水心中自殺をする話と解釈されている)(雫みたいに一緒に死にたい人は居なかったんだけど)
数時間くらい「もう数時間後にはわたしは生きなくてよくなるから」というモードで時間を過ごしているといろんなプレッシャーから解放されて心が軽くなって、何とか日常に戻れるようになる。メンタルのストレッチみたいなものだった。
今はそんなことしなくても生きていたいし生きていけるけど、いつまでもその頃のわたしを支えてくれた曲たちはずっと好きなまま。
景色を見ながら静かな場所を散歩することも好きなままだけど、今は少しでも長く彼女と二人で生きていられるように体力をつけて長生きするために歩いている。
思い出はものを言わないから綴って残していく。Xにはいろいろ呟いていたけど、どうせなら残るかたちで。
わたしの生い立ちやわたしの価値観を形作っている経験や大切な言葉たち。