それはアニメ放送が始まった「ダンジョン飯」でも示されている通りであり、じゃりン子チエでも「ひもじい　寒い　もお死にたい　不幸はこの順番で来ますのや」と語られる通りである。ゆえにここで何かを書こうとする時もあれど、食事をすると大抵は薄れてしまう。あるいは動画やTwitterなどの他で気をそらせば紛れもする――しかしたまにそれだけで去りはせず、爪を立てて引っかかり続けるものもあるにはある。派遣先を去年で辞したため就職活動をせねばならないのだが、自分には何もない、という想いさえおそらく幻想なのだろう。長く浸かり続けているせいでなかなか抜け出しづらい毒沼ではあるのだが。