ダンジョン飯アニメが面白い

hidakakei
·

元々原作を買って読んでいたぐらいには好きな作品なのだが、アニメ3話の「作画密度の入り抜き」というものがあまりにも職人芸なので何度も見てしまう。

「劇場用に音響チャンネル調整している」という言葉につられて先行上映を見に行った人間なので、3話の作画は独特なれど「アニメーション」が好きな身としては好みであったのだが、しかし改めて見れば見るほど日本の「毎週放映するための省力術」というリミテッドアニメーションの粋と、「動かすべきところは動かす」力の要り抜きを見極める演出の勘働きというべきものが凝縮された回でため息ばかりが出てしまう。

海外アニメの進歩もめざましく、国内アニメも決して安泰とはいかない現状だが、それでもノウハウとして継がれていくものの底力を見たような気分である。引き続き視聴していきたい。