ここでは「老害」を以下の意味で使用しています。
"昔の悪しき常識を正と思い込んで、若い人にもその常識を押し付ける人"
私はまだ「老害」と呼ばれるような年齢ではありませんが、未来の自分に向けての手紙としてメモしておきます。
個人的に、老害にならないためには、以下の3つを意識することが大切だと思っています。
とりあえず試す
自分を疑う
大量の知識を取り入れる
とりあえず試す
「新しいものは敢えて使わない」みたいな天邪鬼な考え方をしていると、あっという間に時代に取り残されてしまいます。
自分には合わない、必要ないと思っても、流行っているものにはとりあえず乗っかってみる。
そんなカジュアルな姿勢を持ち続けることが大切です。
自分を疑う
若者がある行動や言動をしたときに、自分の価値観に従って「間違っている」と断定するのではなく、「自分が間違っているのでは?」と自分に問いかけることができるかどうか。
認知と行動(言動)の間に、「内省」というワンクッションを挟めるかどうか。
小さな習慣ではありますが、老害にならないためにはとても重要です。
大量の知識を取り入れる
「自分が間違っているのでは?」と自分に問いかけることができたとしても、知識や経験がなければ、自分の間違いに気付くことはできません。
そのため、多様な経験や知識を取り入れる努力を継続することはとても大切です。
知識や経験は他者への「共感」や「想像力」の源泉です。
あればあるほど、他者に対して優しくなれるし、他者の価値観を柔軟に吸収して成長に繋げていくことができます。
終わりに
個人的に「老害」という言葉はあまり好きではありません。
これまで人生の荒波を乗り越えてきた人生の先輩に対する敬意に欠ける言葉だからです。
ただ、一部の先輩たちの中には、「老害」と呼ばれても仕方のないような振る舞いをしてしまっている方がいるのも事実です。
私はそのような人にはなりたくはありません。
そのため、今回は敢えて「老害」という言葉を使って、若者の視点から老害にならないためにどうすべきかをまとめてみました。
この記事が「老害になりたくない」と思っている全て方の参考になれば幸いです。