「2023年振り返り」という記事を書いたんだけどあまりにも面白くなさすぎたので即ゴミ箱に入れました。読んでくださった方ありがとう。健康に生きる!みたいなことをダラダラ書いているだけのわけのわからん記事でしたね。まぁ私の書いてるやつはニジソーサク含め基本わけわからんな〜っていう話が主なので……。(なので共鳴してくださった人はなるべく大切にしたいのです)
もう今年は大掃除無理かも〜と思っていたんだけど昼から子供達と夫が外に遊びに行くと言ったのでここぞとばかりに掃除をしました。ありがとう夫。二時間マジで集中しながらちょっと取りこぼしつつ掃除をしたんだけど、やりながらぼんやりと、今年一番考えていたことは「豊かさ」かもしれないなと思いました。というか、「豊かであること」って何なんだろう、といった感じですね。
豊かさの対義語は「貧しさ」「乏しさ」らしいんですけど、今年一年過ごしている中でそれがすごく目についたなぁと。物価上昇の中で給与があがらないだとか、心の余裕がなくて毎日インターネットで諍いが起きているだとか(それがインターネット上っていうのも貧しさ故なのかもしれない)、お金がないから、時間がないから、人的リソースがないから、だから仕方ない・こういう選択をせざるを得ない、みたいな論調を掃いて捨てるほど見た気がします。
確かに日本はどんどん貧しくなってるな〜って思うし景気が悪いと言われていたY2K時代のバラエティやドラマでさえお金かかってるなと思うくらいなので、エンタメとか業界によっては尚更なのかもなと思うことが多かった。だからこそ少しでも「豊かさ」「贅沢さ」を感じるコンテンツが面白いなと思ったのかも。人的リソースが莫大にかかってるザファとか、スケールのデカかったVIVANTとか(どんどん粗くなっていくのは残念だったんだけど)。単純にお金がかかってるイコールいいことではないと思うんだけど、こんだけの制作費でいいものが作れます!だから素晴らしい!コスパ!みたいな風潮だけが正ではなくなってほしいなと思う。
それってエンタメだけじゃなくて生活においてもそうで、ネットでできることだけじゃなくて対面の良さだったり、時間をじっくりかけてみたり、もしかしたらちょっと無駄だと思えるようなことに向き合ってみたりすることが人生の豊かさにつながるのかもな〜と思ったりもしています。そんでそういうところから心の豊かさが生まれるのかもね。知らんけど(関西人の魔法の言葉)
コロナ禍で色々と選択肢が減る中で「仕方なさ」みたいな感情を抱えていた頃から、私たちは随分元に戻ってきたからこそ、何事にも豊かであることが今後求められるような気がしている。今すぐにはとても難しいのだけれど、来年も「豊かであること」を意識して生活できればな〜とぼんやり思っています。もちろん健康というプラットフォームはマストだが……。