一言で言うと散々だった。
夫は発熱しインフルエンザ陽性、義実家帰省中に震度四を体験した4歳児はパニック、1歳児は今日から39度の発熱でぐったり。義実家からなんとか帰省して(義父の運転により…) 明日から仕事という地獄である。ちなみに帰省中めんどくさくて会社のスマホを持って帰らなかったらBCP対策メールに返事が遅れ上司から大目玉を食らった上、明日は半休で遠方の病院に行く予定です。もう全方位に踏んだり蹴ったりの散々さで、生まれてきて一番最悪の年明けなような気がする。
能登の地震を始め飛行機事故や火災や電車内の殺傷未遂事件など、どうやら世の中も散々なようでTwitterのTLもなんだかどんよりしている。私個人も世の中もなかなかに最悪のようで、真剣にお祓いを考えている。本厄って今年だったっけ……。
看病と育児をしながら家事もワンオペなので時間がかかり、夜中までかかりながら楽しみにしていたドラマ「侵入者たちの晩餐」を見て少し救われた。あと紅白の録画も。2024年も早速エンタメに救われていてよかったな、と思う。もちろん日常が日常であってこそのエンタメということは大前提なのだけれど。思い返してみると、社会人になってすぐ上京して劣悪な労働環境と人間関係の中で頭がおかしくなりそうなところのギリギリを救ってくれたのがドラマでありエンタメだったな。あの頃は生きるのに必死すぎて大好きな小説も一冊も読めなくなってしまったし友達との遊ぶ約束もきちんと守れなかったり、日曜の夜は月曜のことを考えて予定を一切入れず仕事の備えをしてピリピリしていた。そんな中で受動的に電源をつけたら入ってくるテレビドラマの面白さに何回も救われたんだった。面白かったらあと一週間頑張れる、と思いながら、そうやって何年も過ごしてきたから、多分2024年もそんな感じで生活は続くんだと思う。
日中ぼんやりとTLを見ていて、誰の何のつぶやきかははっきりしないんだけど、「私は誰かの心の毛布になる音楽家になりたい」という一文があった。2024年初の「いいな」と思った文章だった。私にとっての心の毛布は、日常生活の延長にあるエンターテイメントなのかもしれないな。
最後に、相互さんが日記で今年のやりたいことや目標を書いておくと良い、とおっしゃっていたので、私も少しだけ真似しておしまいにします。
・健康第一
・丁寧な生活を送る(家事をサボらない)
・生のエンターテイメントに一つでもいいから触れる
・何かしらの本を月一冊読む
・仕事を先延ばしにしない
・ストイックさを取り戻す
・Twitterする時間を減らす
・細々と創作を続ける
さて何個守れるかな。